爪 指 間 痛い



ささくれが出来た場合、無理に引っ張ると傷ついてしまい炎症が起きたり痛んだりする事もある為、厄介なものですよね。

また、爪や皮膚の間のトラブルには様々な原因が考えられており、特に手の指の場合は日常的に使う事が多い為、痛みなどのトラブルを抱えるととても困ってしまいます。

1日や2日位の痛みなら我慢もできますが、中には切開も必要になる事もある為、簡単には考えられない症状です。

今回は、そんな爪と皮膚の間に痛みを感じる場合の原因や対策などについて解説したいと思います。
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爪と皮膚の間が痛い!

皆さんは、爪と皮膚の間が痛いと感じたことはございませんか?

自分の爪を良く観察してみると、爪の横の部分に小さなささくれに似た爪のような物が出ているときがあります。

時々、何かに引っかかってしまい邪魔に感じることもある為、ピンセットなどで抜いたりする事もありますが、次の日には炎症が生じてズキズキと痛むと言う事になってしまいます。

また、痛みがでる場合はこの他にも様々な事が考えられている事から、その原因が気になるところです。

爪と皮膚の間が痛いときに考えられる原因は?

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爪と皮膚の間が痛む場合の病気は2種類あり、急性爪囲炎(ひょうそ)とグロムス腫瘍があります。

また、痛みの原因となるものは以下のような物が考えられています。

・巻き爪が原因

通常の爪は手先の指を覆うように生えていますが巻き爪の場合は、内側に曲がって生えている為、皮膚を傷つけやすく炎症を起こしやすいとされています。

細菌感染を起こしやすい為、ひょうそになる場合が多いようです。

・爪が割れる場合

爪は常に外部からの刺激を受けており、空気の乾燥や洗剤などの刺激でも割れる事はあります。

その割れた部分から細菌が侵入して炎症を起こす事もあります。

・急性爪囲炎・ひょうそ

ささくれや爪切りの際に傷をつけた場合や巻き爪によって皮膚に食い込んだ場所から細菌が侵入して感染症が起こり、赤く腫れて熱感がありズキンズキンと痛みが現れる事が特徴的です。

軽い症状あれば急性爪囲炎であり、指先の深い部分に炎症が生じて押すと膿が出る場合はひょうそと言います。

・腫瘍

この場合はグロムス腫瘍が考えられており、摘出することで完治出来るような良性の腫瘍である事がほとんどです。

特徴的なものとしては、以下のような症状がある為、判断する基準として覚えておくといいでしょう。
・ブルースポットの影が出る
・ピンポイントで押すと痛みを感じる
・何もしていない時は少し違和感を感じる程度
・冷水に付けると激しく痛む・又は触れると痛む

これらの症状の中でも特に冷水に付けると激しく痛む場合は、この病気の特徴です。

グロムス細胞は動脈から静脈へ変わる折り返し部分にあり、そこで細胞が異常に増殖する事で腫瘍ができてしまうとされていますが、何故細胞が増えるのかは不明だとされています。

・ランナー黒爪

爪に何かを落とした場合やサイズの合わない靴を履き続けた、或いは長時間爪を圧迫した姿勢を取り続けた事で起きやすくなると言われています。

・癌

爪に黒い部分が出来て日ごと大きくなる場合は皮膚がんの一種でもある悪性黒色腫が考えられます。

この場合は早めに病院へ行くことが大切です!

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爪と皮膚の間が痛いときの対策は?

軽い症状であれば放置していても自然に治る場合もありますが、早い段階で対処する事で治る時間も早まるもの考えられます。

そのいくつかの対策としては以下のような事が考えられます。

・対策1(抗生物質の軟膏)

軽度であれば患部を熱めの湯に浸し血行を良くして抗生物質を配合した軟膏を塗る事で早く解消されます。

・対策2(病院)

炎症があり膿が溜まっている場合は、自分では治す事が出来ない為、病院の治療が必要になります。


巻き爪の治療方法や予防方法を解説↓

・対策3(清潔に保つ)

巻き爪が食い込んでいる場合は、傷の程度が目に見えない為、思わぬ細菌感染が考えられるため、先ずは清潔に保つ事が大切です。

また、マニキュアなどは控えた方が良いでしょう。
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日常的に気をつけたいことは?

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爪を観察すると爪と皮膚の間には、白くて薄い皮のような物がありますが、これはハイポニキウム、又は爪下皮と呼ばれ、爪を支えており爪と指を密着させる役割をしています。

また、菌などの侵入を阻止する大切な働きをしていることもあり爪のトラブルを未然に防ぐためには日常的にも気をつける事が大切になります。

そのポイントとしては以下のような事になります。

・保湿

乾燥することで、爪の割れやささくれなどが生じやすい為、乾燥させないようにすることが大切です。
時々、ハンドクリームや爪用の保湿クリームを塗るなどのケアが必要です。

・栄養

健康の為には充分な栄養が必要ですが、爪の健康を守るためには、同じように爪に良いとされる栄養を摂る事が大切になります。

その栄養素とは、ビタミンや鉄分、タンパク質などであり、バランスの良い食事が大切だと言えます。

まとめ

爪は指先の神経が過敏なところにある為、爪が皮膚に食い込んだり又は割れるなどのようなトラブルが発生するととても痛みを感じるものです。

その為、日常的に乾燥から守るなどの保湿ケアが必要であり、爪に良いと言われる食事も進んで摂る事が大切です。

また、熱を持ち膿が出るなどの症状がある場合は切開も必要になる為、早めに病院を受診するようにしましょう。

以上、爪と皮膚の間が痛いときに考えられる原因と対策についての解説でした。


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