あぐら 足 しびれる

あぐらで足がしびれる!

あぐら(胡座)とは、両方の膝を左右に開いて身体の前方で両足首を組んで座る足組座りの姿勢ですが、中東などのアラビア諸国においては、足裏を相手に見せる事は失礼にあたるとして普段から行われている座り方です。

日本では、平安時代から室町時代にかけて男女共にあぐら座りをしていたと言われていますが、特に女性は時代の流れで服装に変化があらわれ始め、今で言う正座に近い姿勢で座るようになったと言われて、今では男女とも公式な場では基本として正座が用いられているようです。

座り方の正しい姿勢としての正座は美しい姿勢ですが、反面腰や膝から足の先までしびれが生じやすく正式の場では足を崩すと言われる胡座をかく事が見受けられますが、あぐら姿勢も時間が経つに連れて正座同様にしびれが生じてしまい、立ち上がり時に安定を失って動けなくなる事が多いにしてあります。

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あぐらで足がしびれる原因は?

神経経路に関して

一見楽な座り方と思いがちなあぐら座りですが、実は足の付け根部分である股関節を内側に軽く捻っている状態で、長時間同じ姿勢でいると股関節痛・浅腓骨神経痛・坐骨神経痛などの神経痛からのしびれが生じやすなり、足のしびれは腰から太もも裏から脹脛を通って脛や足の指先までの広範囲にズキーンとした痛みと麻痺が動きに支障を与えやすくなります。

血管・リンパ管に関して

膝の裏には血管やリンパ管があり、膝を折り曲げる事で血管やリンパ管が圧迫されて、血行障害やリンパの流れが悪くなり足指の細部である末梢に酸素が供給されにくくなりしびれや痛みが生じてしまいます。

内側側副靭帯炎・内転筋・鵞足炎

膝の内側の各骨や関節と、それを覆っている靭帯や筋肉に炎症が起きている時は、通常時に比較するとあぐらで足がしびれやすくなる傾向が増すとされています。

老化現象

高齢になると、骨密度も低くなり膝関節の軟骨が老化してすり減ってしまい変形性膝関節症を起こしやすくなり、あぐら座りをするとしびれが起きやすくなる原因の一つとなります。

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あぐらで足がしびれる時の対策は?

あぐら 骨盤

対策1

あぐらで足がしびれる時は、腰痛の症状の一つである坐骨神経痛の影響が考えられると思いますが、この症状は座った時点で腰椎ヘルニアの持病があると、椎間板が神経を圧迫して痺れの元となり、さらには腰が反りかえり気味での神経圧迫や、脊柱管狭窄症等の手術を要した方が好ましい様々な病気の影響が、あぐらをかいた際にしびれを起こす原因で坐骨神経症を招いてしまいます。

このように坐骨神経痛の原因は多種多様で、自己治療は避けられて整形外科の受診をされて適切な治療をする事が大事です。

医療機関では、レントゲン・CT・MRIなどの検査を元に、薬物療法(消炎鎮痛鎮静剤や筋弛緩剤、血管拡張剤など)・神経ブロック硬膜外注射療法(麻酔薬を投与する事で痛みを緩和します)・リハビリ(筋力の低下が原因となってしびれの原因となる場合や、筋力を増強させて骨をカバーする機能を促進する上で、運動療法や温熱療法、干渉波治療を行います)が、対処方法として行われます。

また、日頃より正しい姿勢を取る事や同じ姿勢で長時間維持しないように心掛け、骨盤や腰の歪みに気を付けながら適度の運動、休養を取る事が大事です。

あぐらの姿勢では直接床や靴などに接触しにくい部位なので、稀に見逃されやすい浅腓骨神経痛は、下腿を巡る末梢神経の一つで中間足背皮神経と内側足背皮神経に分岐する距骨周辺に圧力が掛かると足の親指下周辺にしびれが起きてきます。

浅腓骨神経痛の対策としては、局所の圧迫を避け安静を維持して神経の回復を促進するビタミンB・C・Eを内服して、医師の判断によりリハビリ治療も行われます。

対策2

あぐらは膝を曲げて座りますので、膝裏の血管に圧力が掛かっている事は事実ですが、そこに下肢静脈瘤と呼ばれる血管が浮き出てクモの巣のように透けて見える症状や、足のむくみが酷く怠さが生じている時に、あぐらの姿勢時に足がしびれる事があります。

この足の静脈血管の働きは、不要となった血液を重力に逆らって心臓に戻す事が仕事ですが、周りの筋肉の運動低下が血管を収縮する力や弁の機能を失い、血液が留まってしまう事で足の静脈にコブのような瘤を形成してしまい、あぐらをかいた際にしびれを起こす原因となってしまいます。

下肢静脈瘤は症状にもよりますが、日帰りでの手術も行われており、幸いなことに重篤な危機を招く病気ではないと言われており、日常から弾性ストッキングの着用と医師の指導による運動や食事療法で改善する事ができる疾患です。

対策3

膝関節は身体の中で一番大きな関節で、大腿骨・脛骨・腓骨が組み合って2つの大きな関節からできていて、体重を支える大事な部分です。

その膝関節は年齢を重ねると伴に変形して膝関節症で一番多いのが変形性に関わるものだと言われており、変形の程度や膝を制御する靭帯(大腿四頭筋、側副靭帯)の炎症度合いと膝への衝撃を緩和する関節の先に付いている軟骨のすり減り具合によって治療方法が異なってくるのが特徴とされていますので、整形外科の医師とご相談に上治療方法をお決めになって下さい。


足のしびれを緩和するストレッチを動画で紹介↓

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日常的に気をつけたいことは?

あぐらで足にしびれや痛みが生じる原因は、主に血行不良によるものが多いとされていますが、しびれ易い方は正座をしてもしびれが生じる可能性が高いのではないでしょうか。

日常的な予防策として、血行を良くするストレッチや軽度の運動と動脈硬化を起こさない為にも、バランスの良い栄養摂取の習慣化で、あぐら姿勢でのしびれ解消の一端となれば良いかと思います。

まとめ

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あぐらでしびれを経験した方は、再びあぐらをかくと言う事を嫌がる事は当然な事だと思いますが、あぐらのしびれはご紹介した対策や、色々な方法で予防改善が行えると思いますが、あぐらと言えば座禅です。

座禅の仕方には、本来決まった座り方はなく調身・調息・調心の三要素が精神の統一によって不動心や忍耐力が養成される姿勢であれば良いとされています。

あぐらに似た座り方に、結跏趺坐と呼ばれるあぐらの状態から右足を左の太腿の付け根に乗せ、左足を右の太腿の付け根に乗せて座る方法があります。

あぐらをされる時には、何らかの理由があってされる事が多いと思いますので、苦手な方はご参考になさってみて下さい。


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