里芋。非常に我々に馴染みがある食材ですね。私は母親の作る里芋の煮物が大好きです。
味がおいしいだけでなく、健康にも非常に良い里芋。その里芋にはどのような栄養があるのでしょうか?
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里芋に含まれる栄養は?
里芋はデンプンがメインに含まれてます。ただカリウムが他の芋たちに比べてかなり多いのが特徴です。
カリウムは身体の細胞の浸透圧調整を行っています。生きる上で欠かせない栄養素の一つです。また、血圧上昇を抑制し、高血圧予防や、筋肉の伸び縮みをスムーズにしてくれる働きもあるんです。
加えて、腎臓に蓄積しがちな老廃物を外にだす手助けをしてくれます。
そのカリウムが不足すると、腎臓の機能がうまく働かずむくみにつながったり高血圧になりやすくなったりします。筋肉の伸び縮みがうまくできずにピクピクしたり、疲れや食欲がなくなったりもしてきます。汗をかくとカリウムも一緒に流れてしまうので、暑い時にはしっかりと水分を取る必要がありますね。
里芋にはカリウムの他にビタミンCが若干含まれております。食物繊維も含まれており、下記のムチンとともに便秘解消にはもってこいの食品になりますね^^
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→当帰四逆加呉茱萸生姜湯の効果・効能と副作用について解説
あのぬめりは里芋の栄養素に関係するの?
あのぬるぬる、里芋!!って感じしますよね。あれはガラクタンやムチンといいます。栄養素的にはタンパク質と炭水化物が結合したもので、ガンの生成や潰瘍を防ぐ役割があるとも言われてます。
またそのガラクタン、免疫力を高めたり脳細胞の活性化を促進してくれてボケ防止にもなるそうですよ!
ムチンは唾液がでるのを助けてくれます。それは消化の助けにもなるので腎臓や肝臓を丈夫に保つのに役立ちますね。
そして女性必見!ムチンは胃腸を活発にもしてくれるので便秘解消につながり肌をつるつるにしてくれます^^
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里芋の歴史
熱帯アジアが原産のようです。紀元前1世紀頃、稲より前に日本に入ってきたと言われてます。
現在では様々な調理法がある里芋ですが、当時は葉っぱで里芋をくるんで蒸し焼きにしてむしゃむしゃ食べていたそうです。
それはそれで興味ありますが、私は大根おろしをかけて醤油だけで食べるのが大好きです。笑
里芋のカロリーは??
他のイモ類に比べてだいぶカロリーが低いです!!水分が多く含まれているからでしょう。さつまいも、山芋の半分以下です。これは女性にはこころ強いですね。
里芋を触るとなんか痒くなるのはなぜか?
私も経験があります。手が赤くなりピリピリするんですよね。これはぬめりの中にシュウ酸というものが入っているんですが、それが結晶化し触れている皮膚に刺さるからのようです。
結晶化したものが刺さる・・・それは痛いですよね。このぬめり、水分に触れるとさらにぬめりますので乾いた状態で包丁を使って皮むきすることをおすすめします。栄養にもなるが皮膚にも刺さる・・・一筋縄でいかないですね。
もしすでに痛みが起き始めてしまったらどうするか。その場合、酢水にで手を洗うと症状が落ち着くようです!
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じゃあ、里芋の皮を食べたらどうだ?
皮をむこうとして痒くなってしまうのであれば、そのまま食べればいいのでは!?実際私の経験であまり皮付きで里芋を食べたことがないので、「大丈夫なのかな?」と思ったこともありましたが、どうも食べれるみたいです。
色々調べてみると栄養もかなり含まれていて、だいぶ良い感じです。
ただ果物を皮ごと食べる際も気をつけることですが、皮には農薬が残っている場合があるので、しっかりと洗うことだけ忘れないようにしましょう。
まとめ
今回里芋の栄養に関係することを書いてきました。カリウム、ガラクタン、ムチンを多く含み、むくみ防止や高血圧予防、脳の活性化につながることがわかりました。是非旬の時期にはおいしくいただき、健康効果を享受したいですね^^
こちらの記事では里芋の保存方法をまとめています
→里芋の保存方法について解説まとめ
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