指が勝手にピクピク動く!
一日のうち、体の中で一番酷使している部分はどこでしょう?
頭の中は常に忙しく回っていると思いますが、職業上目を使っている方、手を使っている方、いろいろな方がいらっしゃいます。
しかし、体の部分と考えたら?
「指」
酷使していませんか?
日常でパソコンやスマートフォンが身近になり、LINEなどのアプリでコミュニケーションをとることも多くなりました。
もちろん、指はお仕事でもおはしを使うときも使います。
それだけ指は大事な部分です。
この指が勝手にピクピク動くこと経験したことありませんか?
指が勝手にピクピクするのは、指の筋肉が疲労したり、同じ姿勢ばかりとっていたりして筋肉が固まります。
そしてこの筋肉をほぐそうと脳から痙攣=ピクピク
と言う形で現れます。
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原因は?何かの病気?
では、指が勝手にピクピクしたら?原因は?
まず、考えられるのは、先に述べた筋肉と脳の関係です。
筋肉は脳から指令を受けて動くようになっています。
しかし、何にしても、使いすぎは障害を生みます。
指も同様です。同じ姿勢や形、疲労によって筋肉は凝り固まって脳からの指令にスムーズに応えられなくなります。
そして、その筋肉をほぐそうとしてピクピクという痙攣のような形で筋肉をほぐすのです。
ただ、軽度の場合はほとんど問題ないのですが、心と体の状態から勝手にピクピクすることがあります。
これははっきりわかってはいませんが、不安やうつ、自律神経の乱れから血液の流れが細部まで行き届かず、その影響でピクピクすることがあります。
もし、体だけでなく心、落ち込みが激しかったり、疲れが取れなかったときは専門医に受診してください。
落ち込みが激しい方にはこちらの記事もおすすめです
→補中益気湯の風邪やうつ病に対する効果・効能と副作用について解説
他にも「脳血管疾患」や「神経症」、「パーキンソン病」の可能性があります。指の勝手なピクピクが改善しない、もしくは指以外にも他になにか症状があるときは病院に受診しましょう。
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病院は何科に行ったほうがよい?
指がどれだけ大事か、どのようにケアしたらいいかをお話しましたが、では、もし病院に行くとしたら指が勝手にピクピクするときは何科に行くことがいいのでしょう?
筋肉の使いすぎが原因とはっきりわかっていたら整形外科や神経内科が考えられますが、パーキンソン病、脳疾患などの可能性があります。体調におかしいなと思うところがあったら、脳神経外科、神経内科や内科を受診しましょう。
主治医をお持ちの方は、まずは自分の通っている病院に相談することをおすすめします。
内科で相談して紹介状をもらうこともできますので、どこに行ったらわからない方は内科で脳相談も有効策です。
気をつけることは、指がピクピク動くときの状況やそのほかに体調の変化がないか、持病を持っているか?以前にも同じ症状が出たか?をしっかり話すことです。
そして、気になる検査はしっかり受けましょう。
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ピクピクする線維束攣縮は頻繁に起こる?
指が勝手にピクピクするとき、病院で検査をしてもはっきり原因がわからず、線維束攣縮といわれることがあります。
聞きなれない言葉ですね。
この病気は神経系の病気ですが、原因がはっきりしない上に治療法も明らかではないので、症状が改善しにくい病気です。
線維束攣縮は、脳の中の大脳皮質から命令が手や足に届き、動かしますが、この命令が遮断されて骨格が勝手に動く状態です。指だけでなく、体がピクピクしたり肩や腕や手足などがピクピク動いたりします。
脳と神経はつながっていて、私たちの体を動かします。箸を使ったり、歩いたり、料理や洗濯したり、それは脳と神経が正常に動いているからこその、神経の運動です。しかし、この線維束攣縮になると、脳と神経が連携できず、指令が体にうまく届かず、結果、筋肉がぴくっと動く状態に陥ります。ピクピク動いているのは、脳からではなく、筋肉の運動です。
筋肉の障害という方もいらっしゃいます。頻繁に起こるときは、気をつけましょう。体が無理をしている証拠です。
原因は、はっきりしていないと話しましたが、一説には、ストレスや疲労が原因と考えられています。自律神経が乱れたり、筋肉の緊張や心の緊張が続いたりすると体に影響するのです。
そう考えると、線維束攣縮が頻繁に起こるのは、体の警告かもしれません。心と体が両方つかれているかもしれません。まずは休息を取り、栄養を取り、体を休ませてあげることが大事です。
ただ、ALS(筋萎縮性側策硬化症)の可能性があります。この病気は難病です。このALSの特徴として舌の粘膜の痙攣があります。指がピクピクして舌の粘膜がピクピクしたら病院でしっかりみてもらいましょう。
指がピクピクするとき、それは、注意信号です。難病の可能性もストレスや精神疾患につながる可能性もあります。ゆっくり体を休ませることを優先させましょう。
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小指や薬指が痙攣する場合も疲労が原因?
ストレスや疲れから起こる指の症状のお話をしましたが、小指や薬指が痙攣する時の原因は、なにが考えられるのでしょう?
疲労でしょうか?ストレスでしょうか?ほかの原因でしょうか?
疲労が原因です!とは言い切れません。
ただし、同じお話しの繰り返しになりますが、可能性はあります。
もちろん、線維束攣縮やALSの可能性も否定できません。なぜなら、小指や薬指は、スマホやパソコンのときに指でタッチすることの少ない指だからです。
疲労と簡単に考えにくいです。
もし、小指や薬指が痙攣したら、まずはゆっくり休めてマッサージしてあげましょう。
寝不足やストレスも自律神経の乱れを引き起こし、さまざまな指の痙攣の原因となりますので、気をつけてください。
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止めるにはどうしたらよい?
では、指が勝手にピクピクしたら、まずは指を休憩させましょう。
使いすぎのサインです。
数分で収まるようなら気にしないのが一番です。ただ、血液の流れを良くすることも必要です。
ゆっくりお湯に温めて血行を良くしてマッサージをしてほぐしてください。
もし、お仕事上パソコンを使うお仕事している方なら、特にこのマッサージをすることをオススメします。もちろん、スマートフォンをよく利用して指先を使う機会が多い方も同様です。
何度も述べましたが、指を同じ姿勢にすると凝り固まってしまうので、これが原因で起こります。
肩こりと一緒にしてはいけませんが、肩がこるとマッサージに行ったり、お風呂であっためてほぐします。指も同じことをして休ませましょう。
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負担の掛からないキーボードの打ち方は?
では、指がピクピク痙攣したときにそれが、パソコンの使いすぎだったら?
パソコンによる疲労が原因のとき、それは普段のお仕事で使う機会が多いことからなる、職業病のようなものです。パソコンをやめたほうがいいですよ・・・と医師に言われても困ります。
そんな仕事での指の痙攣に悩まされている方に、負担のかからないキーボードの打ち方があります。キーボードを打つとき、高さがあります。そのため腕は、ちょっと上向きになり、その状態で長く打つことになります。
そのため、腕と指が疲れてしまうのです。
体でいうと、頭と顔が空を見上げたままの状態で歩いている?みたいなイメージです。考えただけで首が痛くなりますね。
そう、手首と指がその状態なんです。痙攣を起こす気持ちわかりますね。
負担がすごくかかります。
その負担を軽減するために、まずはタオルや腕用クッションを手首のところに置いて、キーボードとの高さを小さくしましょう。手首や指、さらに肩の負担が減ります。
これだけでキーボードもさらに打ちやすくなるのではないでしょうか?
キーボード自体を変えることも1つです。
やはりキーボードも合う合わないがあります。無理して使っていても仕事や体に影響しては、いいことはありません。自分に合ったキーボードを探すのも大事です。
さらにおすすめは、キーボードを打つときにある一定の休憩時間を作ることです。
休憩して指や手を休ませて上げましょう。
体全体も同じ姿勢で血流が悪くなりますので、ストレッチや深呼吸もおすすめです。筋肉の緊張が体の疲れを作りますので、休憩を取ることは大事です。
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負担の掛からないスマホの打ち方は?
では、さらに皆さんが考えられる指の痙攣の原因、スマホはどうでしょう?
最近は、SNSの拡大により、スマホは家でも外出先でも必需品です。調べ物もスマホでできますし、買い物もネットショッピングです。
ゲームやメールなど私たちは1日にどのくらいスマホを使っているのでしょう?
しかし、指の痙攣を防ぐためにスマホをやめることはできません。日常生活に支障をきたします。
では、どうしたら負担をかけずにスマホを打てるのでしょう?
片手でスマホを握って打つ、ことをすることがあります。それは、片側に負担がかかります。両手でスマホを握って両手で交互に打ったりすることが1番です。スマホにかかる負担を分散するのです。ただ、やりにくさもあります。
例えば、最近は専用のスマホペンもあります。字をノートに書くようにしてスマホを扱えますので、そのような形式に変えることも負担の軽減になります。
ほかには、スマホ自体の時間を30分刻みにして、休憩をすることです。
スマホの使いすぎで打つ指以外にスマホを支える指が変形したりすることもあります。痙攣だけではありません。スマホの使いすぎは、筋肉の緊張、肩こり、眼精疲労、寝不足も引き起こしますので、時間を決めて使う、スマホとうまく付き合っていくことが重要です。
このように指の負担は、日常で多いです。しかし、私たちは意識が薄いです。指は、しんどい、疲れたとは言いません。
さらに痙攣しても、放置することも多いです。
しかし、それは体の疲れ、心の疲れから起こっているかもしれません。神経が圧迫されているかもしれません。
熱が出たとき、私たちは休息を取り、体を休めます。手や指も一緒です。
休憩をしながら付き合っていきましょう。
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日常で気をつけることは?
日常で気をつけることは、やはり指のピクピクがはじまったら休息とマッサージです。そして、食生活です。
脳からしっかり筋肉に信号を送るために「ナトリウム」「カリウム」「カルシウム」などのミネラルをしっかり摂りましょう。
この三つの成分を持っているのがきのこです。しめじだったり、しいたけだったりしますが現代人には不足しがちになっています。
意識して摂りましょう。ちなみにナトリウムは食塩に含まれるのでこの成分に関しては摂りすぎにも注意してください。
まとめ
今回のような症状は、今珍しいことではありません。
先ほど記述したように、パソコンやスマートフォンで仕事もプライベートも便利になり、指は使います。以前より指を使う機会は増えてきています。
だからこそ珍しくなくなりました。
だからこそ、指が勝手にピクピクしたら軽く思わないで、ゆっくり休めて様子を見てください。
肩こりのときと同様、ゆっくりほぐしてください。
指は軽んじてしまうことがあります。なぜなら、ピクピクしても動くからです。肩こりはほっといたら、頭痛や吐き気、めまいを起こします。
だから、肩こりはケアするけど・・・・指は?
なんて思わないでください。指も肩こりと一緒です。やさしくいたわり、ケアしてあげてください。
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