耳 ゴロゴロ

耳の中でゴロゴロ音がする!

急に何の前触れもなく、耳の中がゴロゴロし始め、取りあえず耳かきを指や綿棒で行い、そのまま放置した経験はありませんか?

また、耳が痒く違和感があり、耳垢などを除去した後に、ゴロゴロ音がしてきたなど様々な状況でゴロゴロ音はあるかと思います。

このゴロゴロ音は、一度気になると頻繁に頭から離れられなくなり、ついには日常生活にも影響を及ぼしかねません。

耳かき程度で、ゴロゴロ音が無くなればよいのですが、稀に、発熱や痛み、吐き気、眩暈などの思わぬ症状がでる事があります。
[ad#ad-1]

耳の中でゴロゴロ音がする原因は?

さて、その耳のゴロゴロ音の原因の一つとして、水泳や洗髪など水との関わりがあった場合、耳に水が入ってゴロゴロ音が生じていると言う、ある程度自分なりの自覚できるものと、思い当たる節がない場合があります。

意外なところでは、床屋さんや美容室での散髪時の髪の毛や、耳毛など数本、耳穴の奥に入り込み、ゴロゴロ音違和感が生じると言われています。

また、耳掃除する際に垢が外に出ず、逆に耳穴奥に入りこんでしまい唾をのみ込む時や、姿勢の向きでゴロゴロ音があるとされています

耳垢は、鼓膜にへばりついている場合もあり、その耳垢が耳の内側の毛に接触して音を出すとも言われています。

慢性耳垢栓梗塞症の方以外は、鼓膜に着いた垢は自然に剥がれ、外にカスとしてでるのですが、中途半端に剥がれるとゴロゴロ音が出ていまいます。

特に、乾燥した季節や、ご自身の乾燥した耳垢の場合はこの傾向が増すと言われています。

また、稀に小さい虫類が、知らない内に耳の中に入りこんでいる場合にもゴロゴロ音が生じるとの事です。

この虫が原因の場合は、姿勢や唾をのみ込む場合とは違い、特に頭部や歩行や体位変換をしていないのに、ゴロゴロ音があるのが特徴です。

虫は、耳奥まで懐中電灯や携帯付随のライトを当てると、虫の習性で耳奥から外に出てきます。


更に原因と考えられるのが、です。洗髪やプール時に耳栓をしていれば、水が入ってくる頻度は減りますが、入らないとは限りません。

水の場合、一旦耳奥に入ると頭部を動かすだけで、ゴロゴロ音や様々な音が鳴りますので、すぐに分ると思います。

この場合、鼓膜と外耳道の狭い間に水がシミ込んでいるので、綿棒では取り除くことが不可能とされていますので、吸引や耳洗浄などで簡易に処置ができる耳鼻咽喉科の受診をお勧めいたします。

また水が入った場合はこの動画も参考になるかと思います。

耳関連のお悩みの方はこちらの記事もおすすめです
耳がポコポコ鳴るときの原因と対策について解説
耳がジュクジュクするときの原因と対策についての解説

[ad#ad-2]

耳の疾患としてゴロゴロ音が鳴る考えられる病気

急性中耳炎と言う耳管の動きが鈍くなり、細菌活動に支障をきたし膿が鼓室内に溜まりゴロゴロと言う音が鳴る疾患があります。

これは、風邪やインフルエンザにより鼻や咽に炎症が生じて、耳管が詰まり鼓膜の内側に膿が溜まり、音を伝達する内耳の動きが鈍くなってしまいます。

重篤可すると、難聴になりますので、ご注意ください。

その際、医師の判断で、鼓膜切除を行い膿を出す手術をする場合もあります。

また、風邪や、花粉症から突発的に耳管閉塞と言う、耳に違和感が感じられる疾患があります。

たまに、あくびをするとバキナキ・ゴロゴロとした音があると思いますが、耳中の気圧と外圧とのバランス調整が崩れた時に生じます。

次に、耳鳴りです。耳鳴りは、本来聞こえない音が聞こえてしまう自覚症状がある、誰にでも生じるものですが、老人性難聴の特徴である高齢になる程、高音になり、逆に低音の場合は、メニエール病など脳の病気から耳鳴りが起きる事もあります。

[ad#ad-2]

耳の中でゴロゴロ音がする場合の治し方は

放置しておいても大丈夫な状態なら、自己対処療法もあると思いますが、耳は、ご存知の通り多数のツボがあるとされています。

それだけに、人間の身体の様々な部位との繋がりがありますし、頭部とも近い部分を思うと、医療機関での受診をお勧めいたします。

耳の中はかなり繊細で、音が鳴ると言う事はその一部である外耳道に疾患の源があり、その源種が、耳以外にも悪さを及ばしている事もあります。

これらの事を考えると、綿棒や耳かきで耳中を傷付け、炎症を拡大する事は無駄な鳥越苦労になりかねません。

おすすめの治し方は?

耳の中でゴロゴロする症状の緩和改善策として、一つはツボ療法です。手の甲側の小指と薬指の付け根部分や、くるぶしとアキレス腱の間にある部分を数回指圧すると緩和されると言われています。

また、医師の指導のもとで、水分を普段より多く摂取し、身体血中の水分循環を良くすることイコール、耳の血液循環が良くなり、機能改善に繋がるとされています。


耳の中・奥に違和感がある方はこちらの記事もおすすめです
耳がポコポコ鳴るときの原因と対策について解説

[ad#ad-2]