肋骨 左 痛い

身体の鎖骨の下部部分から、胸部上半身を形成しているのが、両側に12本ずつで、計24本の骨で形成されているのが肋骨です。

これらは、骨の下にある内臓を脊椎から取り囲むように覆っていますが、その覆う役目として、骨下の内臓に、直接外圧からの衝撃が及ばないよう保護する役目をしています。

生活をして行く上で、稀に肋骨全体や、肋骨下に違和感を感じた事はないでしょうか?

軽い鈍痛ぐらいで、我慢できない痛みではなく、しかし、継続して痛みがある場合ですが、何もなければ良いのですが、その違和感や痛みの出る場所によっては、痛みの原因や、治療となれば、その治療方法も違ってくるとの事です。

今回は、主に左肋骨下に主眼を置いてご紹介いたしますが、原因となる初めの違和感や痛みは、ご自分でも思い出せない事が多いと思います。

日中身体を動かしたり、就寝中に寝返りをした際に骨が触れると刺したような痛みが生じ、その状態が考えてみると長期間、続いていたと言うケースを良く耳にします。

食欲が無い訳でもなく、うわべでは胃などの内臓には問題はないと判断されてしまいます。

中でもスポーツを以前からされてた方は、怪我は付き物と思い、少々の痛みでは医療機関を受診するには至りませんし、一般の方でも、ついつい放置状態になってしまいます。

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そこにはどんな内臓がある?

左肋骨の下には、心臓・胃・腸と言う人間にとって大事な臓器があります。

肋骨の骨形成が崩れ、その触れで合併症を起こしてしまう場合と、臓器患部そのものの痛みが、左肋骨下あたりに生じている事があります。

痛いときに考えられる原因は?何かの病気?

一つ目は、便秘です。左肋骨下部分は大腸の最後の部位と同位置で、消化物は腸の左側に便となり詰まってしまう事が多く、腐敗ガスによるお腹や腸の張りにより、痛みが生じます。

また、胃酸の分泌が多く胃の中での障害や、胃から腸に繋がる幽門部の狭窄や、十二指腸潰瘍でも左肋骨の下に痛み現われる時があるそうです。

その痛みの箇所は、ガスのたまる場所が移動する為、同じ位置とは限らないのが特徴です。


二つ目は、急に肋骨に沿って痛みが出る肋間神経痛と言う病気です。

原因は、末梢神経の異常や、神経にウィルスが潜む帯状疱疹や内臓疾患の既往症の方が発症しやすいと言われていますが、解明まではなされてないようです。

肋間神経痛の対処法についてこちらの動画で詳しく説明されています。



三つ目は、肋骨の骨折(ひび)が原因で、骨が周辺の神経を触り刺激して痛みを生じる病気です。

鈍痛が継続する事で、受診後レントゲン撮影で、骨折がわかる場合もありますが、自覚症状が無く、定期健康診断の胸部レントゲンで初めて骨折が判明した方もおられます。


四つ目は、肋骨は胸部や内臓全体をカバーしている為、幅広く肋骨の下としての痛みの原因を考えると、循環器系や呼吸器系や神経系と言った各部位の様々な疾患があり、治療方法も異なります。


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右肋骨の下が痛いときの原因と考えられる病気・治し方について解説

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肋骨が骨折する際に考えられる原因は?

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肋骨は、胸から背中全体を覆うように広がっており、内臓を保護するうえでも重要な役割を担っています。

その為、肋骨は他の骨と比べて丈夫で折れにくいと考えてしまいがちですが、実はとても折れやすい部分であり、肋骨骨折は40代以降の成人から高齢者にかけて多く若い人でもスポーツや事故などで肋骨骨折をしてしまう場合もあります。

また、それだけではなく他にも様々な原因で骨折をする場合があります。

そんな肋骨骨折の原因には以下のようなものが考えられます。

♢疲労骨折

肋骨に繰り返し力が加わる事でヒビが入る状態を指し、主にスポーツ選手や運動のし過ぎる人に多いと言われています。

♢骨祖鬆症

加齢やホルモンの関係によって骨密度が低下することで骨が脆くなり、弱い力が加わるだけで骨折をおこす事があります。

♢胎児による胎動で骨折する事もある

妊娠後期に胎児の動きが激しくなり、肋骨を蹴られて骨折した・・・と言う事例があります。
その為、妊娠中の方は突然、肋骨に痛みを感じた場合は早めに医師と相談することが大切です。

このように、肋骨骨折の原因には外からの圧力だけでなく加齢や妊娠などの影響もある為、様々な事に注意しなければならないようです。

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肋骨の骨折を放置するとどうなる?

肋骨は意外と骨折しやすく、骨折が起きたとしても完治するような薬や治療はないと言われていますが、骨折の回復は比較的早いようです。

その為、コルセットやバストバンドなどで固定し、安静にして出来るだけ動かない事で早い回復を待ちます。

しかし、何もせずに放置することは姿勢の変化や呼吸をするだけでも骨折した部分が動くことになる為、危険を伴う場合があります。

特に他の内臓器官への合併症が考えられることから注意が必要です。

その合併症には以下のようなものがあります。

・心臓。大きな血管の損傷
・肺の損傷
・胸壁の血管損傷
・内胸の動脈や静脈の損傷
・肋骨間の血管損傷

これらの事が考えられるため注意しなければなりません。

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効果的な治し方はある?

便秘と思われ場合は、医療機関で触診やレントゲンで痛みの原因である宿便がわかりますので、下剤・乳酸菌整腸剤が主として処方されます。

便秘は、出来るなら植物繊維含有の多い食物を摂取する食事療法や、定期的に運動をして腸や身体全体を活性化させる療法を行うと、今後の身体のためにも役に立つと思われます。

また、胃はヘリコバクターピロリ菌など、検査ですぐわかる病気が源で、左肋骨の下が痛んだりしますが、菌を除菌する処置もされますので、早期に受診され潰瘍などにならないようにしたいものです。

肋骨の骨折では、ひび程度の場合、鎮痛消炎剤の服用、骨を固定する矯正バンドや、コルセットを使用し、理学療法などと併用した治療が行われます。
                    
また、複雑骨折等では肺・心臓など内臓や気管、血管に傷を付けてしまう事がありますので、入院は避けられませんので、専門的な医師や理学療法士の指示に従って治療を行って下さい。

肋間神経痛では、薬の服用以外では、緊張している背筋の一部である脊柱起立筋、肩甲骨から脊柱突起部までの菱形筋や、その上を通る首から背中にある僧帽筋の筋肉の緩和をするストレッチやツボ押しで改善されると言われています。

また、痛みの緩和策として、血行促進や副交感神経を活発にし、身体全体の免疫のレベルを上げる自律神経失調症改善する上でも、適度な入浴が良いとされています。

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ガスが溜まりがお腹の張りが辛いときに効果的なストレッチは?

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ガスだまりの症状は、お腹が張り苦しい時もある為、辛い症状になります。
様々な原因が考えられていますが、中でも運動不足によるものが多く腸の蠕動運動が弱まる為にガスや便が出にくくなると言われています。
そんなガスだまりの症状にはガス抜きのポーズが効果的です。

1、 仰向けに寝て両膝を抱えます。
2、 息を吐きながらゆっくり膝を引き寄せて状態を起こします。
3、 お尻を持ち上げたまま5回ほど呼吸をします。
4、 このセットを数回繰り返します。
また、両足が辛い場合は片足ずつ行うと良いでしょう。

この他には、ラジオ体操は身体全身のストレッチにも繋がる事からお薦めできます。

ガスが溜まりがお腹の張りが辛いときに効果的な市販薬は?

ガスだまりを改善する方法には様々な事が考えられますが、お腹の張が辛いときは市販薬を試す方法もあります。

ガスだまりのガスを潰す成分には、消泡剤(ジメチルポリシロキサン)があり、また、ガスの発生を抑える成分には、食物繊維を分解する消化酵素(セルラーゼAP3)などがあります。

ガスだまりが辛い症状にはこれらの成分を含む薬を選ぶ事が改善に繋がるものと思われます。効果的な市販薬には以下のようなものがあります。

1、 ガスピタンa
2、 コパガード
3、 ラッパ整腸薬BF
4、 ザ、ガードコーワ整腸薬PC
5、 太田胃散チュアブルNEO
6、 新グリーン胃腸薬OX
7、 ラクサレット

これらの他にも様々にある為、自分の症状に合った薬を選ぶ事が大切です。

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肋骨の痛みを止めるツボは?

肋骨の痛みを止めるツボは以下のような部位に位置します。

♢缺盆(ケツボン)

鎖骨の上部にあるくぼみの真ん中に位置します。

♢中府

鎖骨の外側下部にあるくぼみから指1本分下に位置します。

♢ダン中

胸の真ん中で乳首の高さに位置します。

♢神封

胸骨と肋骨つなぎ目部分で乳首の高さに位置します。

♢期門

乳首から肋骨の下へずらしたところに位置します。

♢肩外愈

肩甲骨の上の高さで背骨から指3本分のところに位置します。

♢天宗

肩甲骨の中央にあるくぼみに位置します。

♢心愈

肩甲骨の内側、背骨の第5腰椎から両側指1本分のところに位置します。

♢ゲキ門

前腕の内側で手首と肘の中間に位置します。

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心臓の不調が痛みの原因の場合どのような検査をしたらわかる?

肋骨骨折で心臓付近に痛みがあると思っていたら心臓の不調が痛みの原因だったと言う場合は、先ずは肋骨の骨折の有無を調べるためにレントゲン検査を行います。

特に問題がなかった場合は、心臓の検査をする必要がありあります。
その代表的な検査には以下のようなものがあります。

1、 先ずは問診を行います。

いつ、どんな場合にどんな症状なのかを医師に伝える。

2、 心電図検査を行います

安静時における心臓の拍動状態を調べる。

3、 胸部レントゲン検査

心臓の大きさや肺の状態を調べます。

その他に考えられる検査としては以下のようなものがあります。

♢エコー検査
♢運動の負荷試験
♢ホルタ―心電計
♢心筋シンチグラ―
♢カテーテル検査
♢MDCT

心臓の不調を調べる検査はこれらの事が考えられています。

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まとめ

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肋骨は、胸部下の内臓を覆いかぶさるように主として、左は、心臓・胃・腸 右は、肝臓・胆嚢・肺の内臓を守っていてくれる大事な骨の一つです。

折れやすく、治りやすくの骨ですが、我々に様々な病気を知らせてくれ、早期診断にも繋がります。

一度、入浴中にでも肋骨の周辺をゆっくり触りながら、押したりしてみて下さい。

簡単な、病気の予防にもなると思います。


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