大黄甘草湯 効果 副作用



1日に1回の「お通じ」は健康的であり極々普通の事ですが、女性の多くはこの普通の排便がなく1週間もしくは3週間もお通じがないと言う所謂、便秘症で悩んでいる方が多いと言われています。


これは、日本人に限らず全国共通の悩みでもあり、中国では2000年以上も前から便秘薬が使われていたと言います。


現代では、便秘を改善する為の市販薬は数多く販売されていますが、効果の表れ方には個人差もあり、なかなか改善されていないのが現状のようです。


今回は、そんな便秘症に効果があるとされる大黄甘草湯について解説したいと思います。

大黄甘草湯はどんな薬?

便秘は、日本に限らず世界各国に共通する悩みでありその歴史は古く、中国では200年以上も前から使用されていたようです。


中でも大黄甘草湯は漢方の代表的な便秘薬であり、漢時代の「金匱要略」と言う古典にも記載されており便秘薬として定評のある漢方薬で現代でもよく使われています。


また、普通の漢方薬は体力によって使用が分けられますが、大黄甘草湯は使用する者の体力を選ばない為、広く飲まれています。

大黄甘草湯の主な効果・効能は?

大黄甘草湯は、文字通り生薬には大黄と甘草が配合されており、大黄には中国原産の薬用植物でアントラキノン系の大腸刺激性の下剤成分を含み、また甘草には緩和作用と便秘に伴う腹痛や排便時の痛みを和らげる効果がある事から、この2つの作用で便秘症を改善していきます。


また、便秘を改善するだけでなく便秘に伴う腹部膨満感や食欲不振なども改善する効果がある為、服用する人は多く薬局で販売されている他の便秘薬よりも刺激は少なく緩やかに自然な排便を促すと言われています。


主な効果・効能は、便秘症で、腸の運動を活発にして便通を良くします。また、腸の運動が鈍くなって起きる弛緩性便秘に効果的に働きます。

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大黄甘草湯の飲み方は?

飲み方としては以下のようになります。

・大黄甘草湯は1日2回(1回1包)食前か食間に服用する。
 
・お湯に溶かして飲むようにして全て飲みきる事。
 
・効果が表れたらその時点で服用は控える。
 
・6日間服用しても効果が表れない場合は、服用を止めて医師に相談する。



また、大黄甘草湯は即効性がある為、排便を促したいときに限り服用すると良いようです。

大黄甘草には副作用がある?

生薬の大黄の影響により大量に摂り過ぎると酷い下痢を起こしやすくなるため注意が必要です。


また、甘草の多飲によって偽アルドステロン症の副作用をおこす事もある為、手足のしびれや血圧上昇、浮腫みなどの症状が表れたら服用を中止して医師に相談することが必要です。

その他の副作用は以下のようなものになります。
 ・胃の不快感、食欲不振、吐き気
 ・腹痛、下痢
   

などがあります。

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大黄甘草湯を飲む際に気をつけることは?

生薬の大黄には、子宮収縮作用や骨盤内蔵器の充血作用が認められている為、妊婦が使用すると流産・早産の危険があるので服用するときは医師との相談が必要です。


また、下痢と便秘を繰り返す痙攣性の便秘や直腸内に硬い便が溜まっている直腸性便秘の場合は服用しても効果が表れない事がある為、そんな時は服用を中止して医療機関を受診することが良いようです。


その他に注意することは以下のようなものになります。
 
・体の弱っている虚弱な人は注意が必要。
 
・胃腸が弱く食欲不振や吐き気、嘔吐、下痢などをおこしやすい人は注意が必要。


その他としては、薬の飲み合わせに注意して持病があった場合は医師や薬剤師に伝える事が大切です。

まとめ

便秘は放っておくことで更に悪化する為、早めにケアをすることが一番です。漢方薬を配合した便秘薬なら体への負担も少なく腸の運動を活発にして快便へと導いてくれます。


苦しい時の神頼みではないですが、苦しい時には大黄甘草湯を試してみてはいかがでしょうか。


以上、大黄甘草湯の効果・効能や副作用についての解説でした。


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