勝湿顆粒 効果 副作用



勝湿顆粒の原本処方は、漢方薬の「カッ香正気散」とされる方剤で、夏の暑い時期の風邪や、全身の倦怠感、食欲不振、胃腸障害などが生じた時に服用すると、胃腸機能を調節しながら血流を良くし、解熱鎮痛にも効果を期待できる薬です。


勝湿顆粒には、13種の生薬から抽出したエキス成分を顆粒タイプにしたもので、身体の内外の両方に付きまとう湿気を取り除き、主に夏場の風邪薬として、冬場の葛根湯のように服薬されている方剤です。


勝湿顆粒は、薬局独自の漢方薬ですので、医療機関では取扱って無いので、医療保険は適用されませんのでお含み下さい。勝湿顆粒の含有成分は、主に漢方学で、身体の表面に付きまとう“湿気”と言われる物を除去する生薬として、

蘇葉 (体内を温め、風邪での気管支炎や発熱・悪寒の解熱鎮咳作用と、胃腸炎・消化不良時に伴う炎症などを鎮静緩和作用があります。)

カッ香 (主に夏風邪での頭痛鎮痛や、腹痛・嘔吐・下痢など胃腸機能を改善させ、身体を活気付ける作用があります。)

白芷 (身体の停滞物を動かす作用があるので、風邪での頭痛に伴う解熱・炎症鎮痛・去痰・鼻炎、排膿作用などの効能があります。)

の3種が含まれています。


その他に、体内に滞った老廃物や水分を除去する生薬として、

半夏 (冷えた体内を温め、停滞した物質を動かし、新陳代謝を良くて、神経的な胃炎や嘔吐、喉の違和感を取除き、精神面を安定させて、症状を鎮静させる作用があります。)

茯苓 (不安定になった精神神経症状の緩和や、胃部内や尿細管の水分調整を行う作用で、利尿の促進や、血糖降下作用もあります。)

桔梗 (停滞しているものを動かし、発散させる作用があり、去痰、解熱・鎮静作用、化膿した膿を取る排出作用、気管支炎などの緩和作用があります。)

厚朴 (体内を温め、代謝機能を促進する作用があり、主に消化器官系における緊張で生じる痛みの緩和や、不快感を取除く整腸駆風作用があります)

百朮 (消化器系、水分代謝の異常時に、利尿作用と整腸改善作用が代謝を良くし、血流が良くなる事で、身体を温める効果があります。)

大腹皮 (腹部の満腹感に伴う、便秘での宿便に近い老廃物の滞りを改善し、消化を促進する作用と、慢性肝炎の治療薬としても使用されます。)


更に、胃腸機能を調整してくれる生薬として、

陳皮 (身体を温める作用があり、肩こりや神経痛、風邪による頭痛や咽の痛み、胃腸障害など幅広い部位での効果作用があります。)

大棗 (身体を温めて、胃腸障害で傷付いた消化器官の補修や、緊張緩和作用があります。)

甘草 (諸々の鎮痛、緩和、解毒作用があり、ほとんどの漢方薬に含有されていて、胃痛、胃痙攣、咽頭痛、疼痛など鎮静緩和の働きを行います。)

生姜 (身体を温め、新陳代謝を向上させ、食欲を増進し、消化官の機能低下の改善に期待がもてる生薬です。)

が成分として配合されています。

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勝湿顆粒の主な効果・効能は?

勝湿顆粒は、特に日本の独特な気候、梅雨での湿気が多くなる時期の体調不良や、日本人が好む生ものや、飲料水など身体を冷やす食物を摂取した時に生じやすい胃腸障害に、服薬すると、消化吸収や新陳代謝が良くなり、不快な症状を改善する事に期待が持てる方剤です。


勝湿顆粒は、特に大きな疾患を患っていない方でしたら、早期の風邪の症状や、下腹部の不快感などを、水分代謝を調節する生薬が、湿濁を徐々に取除き、身体を活性緩和してくれて、精神的にも安定できると言われている方剤です。


このように、勝湿顆粒の効果が得られる部位は広範囲で、幅広い層の方が服薬できる方剤ですので、夏風邪症状や胃部周辺に違和感を感じたら、薬局の薬剤師とご相談されて、早めに服用してみる価値はあると思います。


薬局専用市販薬である勝湿顆粒は、生薬配合量が初めから定量化されている為、必ずしも自分の体質や症状に合っているとは限りません。


この為に、記載通りの効果・効能が生じるとは限りませんので、漢方薬剤師や漢方医の診断を受けて、自分の体質や症状に合った勝湿顆粒の用法・用量で、服用されるのが最善です。


長期連用する場合や、風邪や胃腸障害で5~7日間服薬しても効果が無く、症状が改善されない時は、一度服薬を中止して医師や薬剤師にご相談下さい。


【効能効果】

夏の感冒、暑さによる食欲不振・下痢・全身倦怠などの諸症状

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勝湿顆粒の価格は?

勝湿顆粒は、持ち運び便利な顆粒タイプで、各社から第2類医薬品として販売されていて、調剤薬局・ドラッグストアで購入できます。


1日3回の服薬回数ですので、余裕を持った数量での購入が良いかと思います。


記載してある価格は、某ネット通販価格を表示してますが、これを基準にして頂きネット通販(社によってかなりの差があります)、ドラックストア、調剤薬局で購入すると、更に安価な値段で購入できると思います。


勝湿顆粒(12包・1550円)、(90包・8740円)

勝湿顆粒には副作用がある?

勝湿顆粒を服薬された後に、次の症状が現われた場合は、副作用の可能性がありますので、直ちに服薬を中止し、医師や薬剤師・登録販売者に身体の変調を伝えてご相談して下さい。


皮膚系として、発疹・発赤、痒みなどの症状が出る可能性があります。


また、ミオパチー症や偽アルドステロン症と言われる、予期しない手足の怠さや痺れ、発熱・眩暈・息切れや動悸、筋肉痛など起きる場合がありますので、その際は直ちに服薬を中止して、医師や薬剤師と相談して下さい。


また、初めての服薬開始時のむかつき・食欲減退は、次第に慣れてきますが、頻度が多く辛い場合には、医師や薬剤師へご相談下さい。

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勝湿顆粒を飲む際に気をつけることは?

勝湿顆粒は漢方薬ですので、食前もしくは食間である空腹時に、水かお湯で服薬してください。


なお、小児に服用させる時は、保護者の指導監督のもとに使用し、1歳未満の乳児には、医師の診断を受けてからの服薬が安全ですので、ご参考にして下さい。


既往症で医師の治療を受けている方、過去に高血圧・心臓病・腎臓病の診断を受けられた方、妊婦・妊娠していると思われる方、過去に薬で発疹・発赤、痒みなどのアレルギー症状を生じた方は、服薬開始時に医師や薬剤師にご相談されておくと安心です。


高齢者や妊娠・授乳中で、極度に生理的機能が低下している場合は、無理に服薬せずに、医師や薬剤師と相談後、服薬治療上の有益性が認められる迄、服薬を避けた方が無難です。


勝湿顆粒の保管場所は、生薬成分で構成されており、品質管理上直射日光が当たらず、湿気のない涼しい場所へ保管し、使用期限の過ぎた商品は廃棄し、小児の手の届かない場所への保管をお願致します。

まとめ

勝湿顆粒は、13の生薬で構成されていますので、他の漢方薬に含まれる生薬成分との重複である、飲み合せに注意を要す事と、西洋薬での総合感冒薬や胃腸薬との併用にも注意が必要です。


服薬される場合には、医師・漢方医・薬剤師の意見を聞きながら、ご自分に合った西洋・東洋医学融合処方を見つけてはいかがでしょうか。


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