常備薬としてタケダ漢方胃腸薬などの薬を用意しているご家庭は多いと思います。
食べ過ぎた時や飲み過ぎた時など、次の日は胃がもたれると言う事があり薬箱からサッと取り出して飲むことができるので便利ですよね!
最近では胃腸薬の種類も総合的な物ではなくその症状に合わせた薬が多く開発されており同じ製薬会社が販売する薬でも生薬の成分や効果、又は価格にも違いがあるようです。
今回は、漢方薬の生薬に違いがあると言うタケダ漢方胃腸薬について解説したいと思います。
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タケダ漢方胃腸薬の成分は?
タケダ漢方胃腸薬には、漢方胃腸薬AとKがありそれぞれの成分は以下のように分けられます。
◎タケダ漢方胃腸薬A
安中散料エキス
・桂皮 ・縮砂 ・延胡索 ・甘草 ・牡蠣 ・リョウキョウ ・ウイキョウ
添加物として
・カルメロースCa、無水ケイ酸、ステアリン酸Mg、ケイヒ油、ウイキョウ油、香料、トウモロコシデンプンを含む。
◎タケダ漢方胃腸薬K
香砂平胃散加芍薬エキス
・蒼朮 ・大棗 ・厚朴 ・香附子 ・陳皮 ・縮砂 ・甘草 ・芍薬 ・生姜
添加物として
・無水ケイ酸、ケイ酸Al、カルメロースCa、ステアリン酸Mg、香料、乳糖水和物
などを含む。
このように同じ漢方胃腸薬であってもそれぞれの生薬の違いにより胃腸への働きにも違いがあります。
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タケダ漢方胃腸薬の主な効果・効能は?
タケダ漢方胃腸薬は、食べ過ぎや飲み過ぎ、油っこい食事の摂りすぎによる胃もたれなど、弱った胃の働きを高めてくれる薬です。
また、漢方薬Aの場合は安中散の製剤によりストレスなどが原因とされる神経性胃炎に優れた効果を発揮するとされており、漢方薬Bの場合は香砂平胃散の生薬、「芍薬」の成分により胃の痛みを鎮める効果を持つとされています。
その2つの効果については以下のようになります。
タケダ漢方薬A
・体力が中程度以下で腹部に力がなく胃痛、腹痛、時々胸焼け、ゲップ ・胃もたれ
・食欲不振 ・吐き気、嘔吐 ・神経性胃炎 ・慢性胃炎 ・胃腸虚弱
タケダ漢方薬K
・胃もたれ ・胃部不快感 ・飲み過ぎ、食べ過ぎ ・食欲不振、胃痛
・胸焼け、ゲップ、腹痛、嘔吐 ・消化不良 ・胃部・腹部膨満感 ・下痢
このようにどちらも弱った胃を高める物ですが若干の違いがある為、それぞれの症状に合わせて選ぶ事が大切です!
タケダ漢方胃腸薬の価格は?
タケダ漢方胃腸薬は市販薬でありドラッグストアや薬局などで簡単に購入できます。その気になる価格についてもAとK又は錠剤か末剤かでも若干の違いはあります。
胃腸薬A
60錠で1200円(税抜)、125錠では2300円。
60錠で考えると1錠あたりが20円くらいになりますよね!
胃腸薬K
50錠で1200円(税抜)、110錠では2300円。
50錠で考えると1錠あたりが24円くらいになり4円高い事になり、末剤になるともっと高くなります。
これはおそらく販売元によって違いも出るのだと思いますが、Amazonやケンコーコムで購入するともっと安価な値段で購入できます。
しかし、安中散も香砂平胃散も医療用で処方できるので医師からの処方箋によって購入した場合はもっと安価になると言えます!
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タケダ漢方胃腸薬の口コミにはどんなものがある?
タケダ漢方胃腸薬は2015年に発売50周年を迎えたと言う事で古くから親しまれてきた薬である為、効果については皆さんも満足しているものと思われます。
口コミも評判は良く、40代の女性は「胃のあたりがもやもやしたり、酸っぱい胃液のようなものが喉に感じる時、タケダ漢方胃腸薬Kを飲んでいて、本格的に胃の調子が悪くなる前に飲んでおくことで症状が出る事を予防できる」と言う事です。
弱くなった胃腸のケアだけでなく予防対策としても効果がある事が分かりますね!
タケダ漢方胃腸薬には副作用がある?
タケダ漢方胃腸薬は、安中散や香砂平胃散などの生薬処方の薬である為、特に副作用の心配はないと言われていますが、体質や他の薬との飲み合わせなどにより表れる事は在ります。
その場合は、必ず医師又は薬剤師と相談することが必要です!
主な副作用は以下のような物です。
・発疹、発赤、かゆみ
・甘草を含むものは、偽アルデステロン症
などがあります。
タケダ漢方胃腸薬を飲む際に気を付けることは?
どんな薬を飲む場合でも容量を守り、それぞれの用途に合わせて薬を選ぶことが大切です。
また、妊婦の方は医師と相談することが必要です。
まとめ
胃腸薬などは常備薬として簡単に飲める状態にあり薬に頼りがちになりますが、暴飲暴食に気を付けて毎日の食事や生活習慣などに注意する事が一番だと言えますよね。
以上、タケダ漢方胃腸薬の効果・副作用・口コミについての解説でした。
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