サカムケア 痛い 効果

サカムケアはどんな薬?

サカムケアは、主にさかむけ・すり傷・小切り傷・ひび・アカギレ等の、小さい傷を保護する“ハケで塗る液体絆創膏”で、小林製薬から市販薬(第3類医薬品 )として、ドラッグストア・調剤薬局 ・コンビニ・通販などで購入できる商品です。


用法はキャップをひねり開けると、ハケが出てきますから、そのハケで粘状液体を傷口に塗ると、数分で乾燥し、塗った部分が透明な被膜状になり、膜が傷口を覆い保護してくれます。


一旦傷口に塗ると、被膜として固定されますが、その間は傷口が空気に触れない為に、炎症など症状によっては膜を剥がさないといけない可能性もありますので、症状を見ながらお使いください。


含有成分として、
ピロキシリン12g

添加物として
d-カンフル
パルミチン酸イソプロピル
ベンジルアルコール
ヒマシ油
トコフェロール酢酸
エステル
酢酸エチル
酢酸ブチル
イソプロパノール

が含まれております。
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サカムケアを塗るときしみるのはなぜ?

サカムケアをハケで塗る際、粘性状の液体成分中に含有されているピロキシリンが、塗った瞬時に皮膚患部にしみ込む事で、その刺激が痛みとなって感じます。


また、サカムケアで添加物扱いになっているdl-カンフルは、他の液体絆創膏では、含有成分扱いになっている商品もあり、その作用効果として、神経に対し冷感刺激作用を起こします。


冷えてはいないのに冷たいと感じさせる作用で、軽度の炎症を起こす事により、反射的に血管を拡張し血液の流れを良くするプラシーボ効果的な刺激が生じて、痛みやしみの感じ方を覚えます。

含有成分ピロキシリンとは?

ピロキシリンは、患部を覆って皮膚と馴染む透明な被膜となる成分です。


そのピロキシリンは殺菌や消毒の効果もあり、絆創膏と同じような効果を与えます。


またピロキシリンには血流の流れを良くしたり抗炎症作用があったりし、炎症を抑えて雑菌から患部を守り傷の回復を早めてくれる効果もあります。

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サカムケアはどんな症状に効果的?

日常生活での思わぬ切り傷や、すり傷をはじめ、指のさかむけやアカギレになって痛む時、傷口に塗ると、耐久性被膜成分であるピロキシリンや、d・カンフルが、外圧から強い膜を張り、傷口の保護をする役目をして、化膿を防ぎ鎮静化を促します。


また職業柄、水仕事をされていて、指に傷を覆った時に絆創膏や、クリーム・軟膏では塗っても直ぐに落ちてしまいますが、サカムケアは被膜絆創膏ですので、応急時にも使い勝手の良い一品です。


【効果】傷を覆った時に、透明な被膜が絆創膏のかわりとなり、傷口を覆う事で傷口の拡がりや、菌・水の侵入を抑え鎮静化をさせます。


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サカムケア塗るタイミングは?

サカムケアを塗るタイミングは、個々人の判断となりますが、患部の症状に応じた用法用量で、適宜ご使用ください。


塗る時に注意頂きたいのは、ただれ・化膿している患部や、多めの出血や傷口が深い時、広範囲に及ぶ場合等、部位として目の周り、粘膜などの部位には、副作用や新たな炎症が生じかねませんので、使用をなさらないで下さい。

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他のおすすめ水絆創膏は?

ヒビプロ液体バンソウ膏 (ロート製薬)

エキバンA (タイヘイ薬品)

リュウバンS (大木製薬)

アーチスキン (大正製薬)

まとめ

サカムケアは、様々な水絆創膏商品中で、塗る際にしみを伴い痛みが生じてしまうと言う意見評価をお持ちの方がおられると思いますが、含有性状、乾燥する迄の間に生じてしまう事らしく、塗った後は皮膚とも馴染み、その効果は良いとも言われています。


このような水絆創膏タイプは、色々商品化されていますので、薬剤師や登録販売員にご相談されて購入される事をお勧めいたします。


また、サカムケアを塗る時は、定められた用法・用量を遵守している限り安全性は保たれますが、稀に副作用が生じる場合があります。


サカムケアも医薬品である事から次の項目に該当される方は、塗る時にご注意頂きたいと思います。


①既往症があり、医師から治療を受けられている方

②薬などによりアレルギー症状を過去におこされた方


などの諸症状がある方は、医師や薬剤師とご相談をされて、使用を開始した方が良い場合がありますので、その都度状況に応じてお決めになって下さい。


また、塗った後に、皮膚には発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、熱感などが生じる可能性があると明記されていますので、ご注意頂きたいと思います。


万一、目に入った場合は、水やぬるま湯で洗い流し、直ぐに眼科を受診して下さい。


尚、保管場所は品質管理上、直射日光が当たらず湿気のない涼しい場所へ保管し、お子様の手の届かない場所への保管をお願い致します。


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