胸騒ぎって聞きますね。
何か胸騒ぎがする??ってアレはどんな感覚なのでしょう?五感が働くのでしょうか?
胸騒ぎはなかなか感じることは難しいですが、胸がそわそわする経験はありませんか?
なんか、髪むしられるような、じっとしていられなくなるような、胸が痛むような、なんともいえない落ち着かない気分です。
例えば、人前で話をしなくてはならないとき、仕事でうまくいくか不安に駆られたとき、引越しや転勤をする前に抱く新転地への想いをだったりを感じたとき、胸がそわそわしたことはありませんか?
これって、病気なのでしょうか?ストレスなのでしょうか?心臓になにか問題があるのでしょうか?
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考えられる原因・病気は?
では、胸がそわそわしたときに考えられることをみていきましょう。
ストレスやスマホやパソコンによる自律神経の乱れ
一番にまず考えられるのは、ストレスです。ネット社会により、いろいろなことが可能となりました。
SNSはまさにネットを代表するコミュニケーションです。会話もSNS上の方が多いです。
返信がすぐに来なかったらなぜ来ないのか心配し、きたらきたで返信を返さなくてはならないことに神経を使います。
それがストレスとなり、不眠や頭痛、同じ姿勢で打つために肩も緊張して肩こりも引き起こし、常に頭はいろいろな情報で支配されて不安に陥ります。
そこから、返信を待つ時間に胸がそわそわしたり、動悸がしたりすることがあります。もちろん、パソコンやスマホのブルーライトは脳の交感神経の働きを活発にします。人を休ませる副交感神経が圧迫されます。
心と体のバランスが崩れて自律神経を乱してしまします。
休みたいときに休めなくなり、緊張やストレスを感じて胸がそわそわしていきます。ほかにも動悸やめまいなども起こります。
不安症
その名の通り、不安が強くなる病気です。人間誰しも不安はあります。もしかしたら、明日事故で死ぬかも?なんてことを考える方もいらっしゃいます。
しかし、不安症は、ガスの元栓を締めたか外出時に何度も確認しなくては不安で出かけられず何回も確認したり、おなかが痛くなったときになにか重い病気ではないかと病院で検査を受けたり、それでも信頼できず、セカンドオピニオンを使ったり、それが不安症の1つです。
考えたら不安が妄想となりその中に入り込み、現実に起こっていないことをずっと悩みます。
人にはある程度の不安や妄想は存在しますので、これを病気というかは非常に難しいですが、この不安から胸がそわそわしたり、動悸が早くなり、呼吸が浅く息苦しくなることがあります。
うつ病
不安症と似ていますが、心の病気の代表です。心の風邪と呼ばれるくらい、どんなに元気な方も明るい方も関係なく、なるときがあります。
仕事のストレス、ミスしてはいけない、上司に怒られたらどうしよう、育児において完璧な料理、完璧な子供を育てなくてはいけないプレッシャー、さまざまなことが小さなことの積み重ねが一気に崩れたとき、感情のバランスが取れなくなり、家から出たくなくなったり、掃除ができなくなったり、人に会うこと、しゃべることができなかったり、寝たら起き上がることができず1日布団で過ごしたり、個人の症状で違いがあります。
このような状態のとき、胸がそわそわして落ち着かない気分になります。起き上がろうとすればするほど、しんどくて症状が重くなります。
そして、この胸のそわそわや動悸を心臓病と思い込み、余計しんどくなることがあります。
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対策は?
いろいろな原因を先に述べましたが、これは日常で私たちに起こりうる症状です。
だから、この状態になってもどうしようとか?なんとかならないの?とか落ち込んだり焦ったりしないでください。
まずはゆっくり休みましょう
緊張や不安がつづくと睡眠の質も落ちてしまいます。何も考えないは無理ですが、パソコンやスマホを見る時間を1時間減らして早めに布団に入りましょう。
ぬるめのお風呂にゆっくり入ったり、バランスの取れた食事もおすすめです。頭は常に起きている間は動き続けます。
その頭を少しでも休ませることが大事です。体も自然と休むことで気持ちにゆとりが生まれます。
客観的に自分を見ること
これはちょっと難しいかもしれません。でも、簡単なことです。今自分が思っていることを白い紙に書きます。
気にしていること、頭が妄想していること、胸のそわそわ感も、もちろん書きましょう。
そして、10分間紙をテーブルに置きっぱなしでご飯食べたり、お風呂はいったりしてください。また、ご自分の書いた用紙をもう一度みてください。
え?こんなこと思っていたの?ということがあったら大丈夫。数分前より気持ちが客観的に冷静に見たことができたのです。さらに、気持ちや問題についての解決案を書きましょう。
寝る?!とか仕方ない!とかあきらめるとかでいいのです。書いたら捨てずに2、3日経ってから読み返し、さらにどう思ったか書いて捨てます。
それだけで自分の気持ちの移り変わり、問題の変化が時系列でみることができます。冷静に昔の自分を見ることができ、胸のそわそわもこんなもんだと受け入れることができるでしょう。
どうしてもつらいとき・・・
それでもなお、緊張感や胸のそわそわ、動悸や呼吸のしんどさなど改善しなかったら、専門医に受診しましょう。心療内科や精神科です。
お薬の力を借りて病院の力を借りてご自分を改善してあげましょう。だたし、焦りは禁物です。
お薬飲んだからすぐに治ることではありません。過剰な期待は、さらに落ち込みにつながり、しんどさを増しますので、お薬飲んだしなんとかなるかぁとゆっくり構えましょう。
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予防するために日常的に気をつけることは?
日常的に胸がそわそわする状況があるときは、どんなときご自分の症状がでるのか、メモしましょう。そして、そのような状況になったときにできる改善方法を見つけましょう。
アロマでリラックスしたり、ガムをかんでみたりなんでもいいです。さらに、胸がそわそわしても気にしないことです。
また始まったと思うと、気になったり落ち込んで更に症状として体に反応します。まずは受け入れること、もしくは忘れることです。
日常でガーデニングしたり、カラオケに行ったり、歩いたりなにか、頭の思考が1分でもストップすることをして見ましょう。
走って走ってくたくたになったりすることもおすすめです。パソコンやスマホもだらだら見ないで目的が終わったらほかの事をする切り替えも大事です。
ただ、心不全や心臓疾患の可能性もありますので、しんどいときは内科へのご相談もおすすめします。
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まとめ
私たちは胸がそわそわしたら、急に怖くなって動悸やめまいになったりします。不安、緊張感さまざまな日常の疲れから起こります。
だから心配したり落ち込んだりしないんで大丈夫です。
今は体が休みなさい、無理しないでといっているんだなとゆっくりしましょう。
今までしたくて、できていなかった興味あることやスポーツでもいいです。ゆっくりいつもと違うことをしたり温泉に行ったりすることもいいですね。
胸のそわそわは、そのうちなくなっているかもしれません。
胸の苦しさにお悩みの方にはこちらの記事もおすすめです
→ストレスを感じて息苦しいときの原因と解消法についての解説
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