夏風邪かな?なんか咽も痛いし、食欲も無いし、特に朝起きると目ヤニや目が充血していて、数日体がダルクて熱を計ったら38℃なんていう方…..それは….体に異変があります。まずは受診をおすすめ致します。
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アデノウイルスの一般的な症状
単に、インフルエンザと思わないでくださいね!もう一つ疑う病名があります。それがアデノウイルスと言う風邪症候群の一つとみられている感染症なのです。
インフルエンザは、毎年寒い乾燥した時期から発症しワクチン接種も医療機関でポピュラー化されていますので、ご存じな方は多いと思いま
すが、そのインフルエンザの次に感染力が強いのが実はアデノウイルスなんです。
代表的な主な症状は
①咽の痛みや腫れた感じ
②目の充血や目ヤニ③
③尿の出が悪かったり排尿痛
④呼吸が苦しくゼーゼーする
⑤胃が重たかったり胃酸過多になり食欲不振
⑥更には38℃以上の高熱がでて下痢や嘔吐とまさに色々な症状を引き起こし体力を奪う怖い病気なのです。
アデノウイルスの一般的な予防法
それでは、アデノウイルスに感染しない予防方法はあるでしょうか?皆さんが一番気になるところだと思うのですが….。
しかし、それは残念ながら先に述べておきますが、感染した場合の対処方法は、今の医学ではアデノウイルスへの抗ウイルス剤は無いとの事です。
が、無いとは言え、ある程度の予防策はあるはずです。
簡単な事からですが、
①爪を伸ばさず
②手洗いの習慣
③生では食べてはいけない食品の熱処理化
④日頃からの衛生面の徹底を行い、体調不良時などはあまり無理をせず、安静にして過ごし集団生活は避ける
上記の事柄が大切になります。
アデノウイルスかな?と思った際の検査方法
医療機関での受診をおすすめしますと先程述べさせて頂きましたが、検査は15~20分で終わるものです。
内容はその医師の判断になりますが鼻腔に綿棒を入れ上咽頭部分から皮膚粘膜を採取する方法と喉頭部分から綿棒で粘膜を採取して、検査する方法2通りが普通です。
また、目ヤニや目の充血時は目ヤニや涙成分を採取して検査する医師もおられるとの事です。
勿論、医師の判断で血液検査やレントゲンなども合わせて行われると思います。
ちなみに検査費用は健康保険適用ですので、一般的には2000~3000円で子供、幼児の場合や高齢者などは自治体で医療費助成がありますから、関係所に問合せをした方が良いかと思います。
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アデノウイルスにかかった幼児の対処方法
子供や幼児が感染したら…..ウイルスなので潜伏期間があるとの事です。
一般的には5~7日とわりと長い潜伏期間なので、医師からは2週間位2次感染の可能性があると言われるはずです。
更に、根本的に治す薬剤も無いと告げられるはずです。処方箋としては、解熱剤・抗生剤・抗炎症剤・胃薬などが出されると思います。
ただでさえ体力のない子供や幼児達ですから、やはり家で、服薬・安静にすることが大事と思います。
また、俗に言うプール熱もこのアデノウイルスが原因とされていますので、夏本番をむかえる時期は子供、幼児達の好きなプール運動には十分すぎるくらいの衛生管理があって良いと思います。
また、オムツの交換する際にも2次感染にならないよう注意が必要です。
さて、アデノウイルスに感染した子供、幼児達は感染症対策として次のことが法律で定められています。それは、学校伝染病として出席の停止。
最終的には医師判断ですが咽頭結膜熱(プール病)の場合は、症状が無くなってから2日間は出席停止。
また、流行性角結膜炎は出席停止期間は定められて無いとの事ですが、医師が感染を拡大することが無いと診断するまでは、登校、登園はできないと思って頂きたいと思います。
アデノウイルスにかかった大人の対処法は?
大人の場合は、法律では定められていません。
出勤は可能ですが、前文の通り一旦アデノウイルスに感染すると症状が重症化する恐れがあるので、やはり休みを取って受診し、家での安静が一番と思われます。
尚、会社職務規定によっては出勤停止会社もあると思いますので問合せて頂きたいと思います。
まとめ
プール熱は、プールでしか感染しないと思われがちですが、プールの水以外の空気・接触・経口・飛沫感染など広い範囲で感染する怖い怖いウイルスです。
同居家族は一緒に暮らしますので、2次感染確率は高くなります。一般的にアデノウイルスは様々な型があるらしく、今までご紹介した内容以外でも症状があったり、個人差もありますので目安としてご参考になさって下さい。
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