不眠症

誰もが経験しているであろうと思われる、現代人を悩ます不眠症ですが、これは睡眠障害と言う睡眠に関する病気全般を示す中の一つで、日中の眠気や夜間の睡眠が障害される事も含まれると言う事です。

その為、不眠によって起こりうる気力低下・物事に集中できない等の精神的なものと、頭痛・筋肉関節痛・食欲減退に付随しての胃腸具合の低下等、身体的な悪影響を及ぼす簡単には考えない方が良い病気の一つです。

[ad#ad-1]

不眠症の辛い症状は?

では、その不眠症の一般的な症状ですが
①入眠障害:という夜はいつも同じ時間に就寝しているのに眠れず、テレビやラジオや本を読んだり、更には携帯電話をみたり、最後にはアルコールを飲んだり……、それでも眠れず明け方にやっと寝ているタイプ。

②熟睡障害:いつも同じ時間に就寝する規則正しい生活で睡眠も十分に取っているのに、全く寝た感じがせず、熟睡感が得られないタイプ。

③早期覚醒:朝、目覚めがあまりにも早朝で、一日中気が入らないタイプ。

④中途覚醒:寝たのに夜中に必ず目が覚めて、その後は全く眠られず朝をむかえるタイプ

と大きく4タイプに分れるようです。

不眠症の辛い症状、その原因は?

しかしなぜ、そのような症状が出るのでしょうか。

不眠の場合は、仕事や学校、家庭での生活にストレスがかかり、いざ就寝時間になれば、今度は就寝しなければならないという寝る事にたいするプレッシャーが心理面にストレスを掛けてしまいます。

また24時間稼働している街中、遊ぶにも働くにも適している現代社会。

当然、人間が適している生活リズムとはかけ離れ体内時計がせっかく備わっているのに乱れてしまい、暮らしに順応できず不眠になってしまいます。そして、寝室の騒音や照明、温度・湿度のエアコンの調整具合、寝具・香水などの安眠対策としての逆効果現象が原因で安眠ができなくなる事があります。

また、寝る前に、コーヒーや紅茶などカフェインが含有されている飲み物、覚醒される含有物があるタバコ・アルコールな摂取、更には、寝る前のテレビゲームや携帯操作は脳を興奮させて睡眠の妨げになります。

さらに、心療内科中心の鬱病や精神疾患、統合失調症など年齢と共に発症する病の関係で睡眠を妨げる事があります。

このように様々な事で不眠症をまねくことが考えられます。余談ですが、年を取るにつれて眠りが浅くなる事もご存知かと思いますが付け加えます。
[ad#ad-2]

不眠症の症状に対する対策にはどんなものがある?

それでは、日進月歩で様々な分野において進歩している世の中に対応していくにはどのようにしたら良いのか。

簡単に言えば、病的な事を除けば当たり前の生活をする事だとおもいます。朝は定刻に起床、朝食と取り、仕事や勉学・運動、家庭環境整備、夜遅くの食事は避け、入浴を適温で入り、交換中枢神経を刺激し精神の安定をはかって下さい。

決して寝る直前の激しい運動は行わないようにした方が良いと思います。運動は日中行い昼夜のメリハリを付け、無理に寝ようとしない事も大事だと考えます。

このように、睡眠障害の中での不眠症は、生活習慣の見直しで、ほぼ改善できると言われています。

光療法といって光を当てる事によって体内時計を人間の本来持っている状態に調整することができます。

更に、医師の判断で薬の服用が必要とされた場合は処方箋を出して頂き、睡眠薬や睡眠導入剤や精神安定剤を服用する事により不眠症が改善されることと思います。

処方箋なしに購入できる市販薬は、副作用の危険性が特に高齢者の方が多いとききますので、安易に購入しないでまずは受診をし、医師の指示に従って下さい。不眠症は現代人誰でもが罹る病気です。無駄な悩みは捨てて医療機関の窓口をたたきましょう。なお、市販薬を購入する場合、薬剤師が対応する場合はその指示に従い購入する事をおすすめします。

まとめ

今回不眠症の症状、その原因と対策について書かせていただきました。参考にしていただけたら幸いです^^

[ad#ad-3]