尾てい骨 骨折



日頃より、様々な活動をしている中で、階段を踏み外したり、運動でも特に器械体操や、スキー・スケートの滑走中や、地面がアイスバーンの歩行中など色々な場面で、身体のバランスを失い、お尻を底に強打してしまう事で、一瞬ではありますが、その痛みや、恥ずかしさ隠しで、パニック気味になったご経験はありませんか。

有る説では、尾てい骨があるお尻の部分は、何らかの支障で身体に負荷が掛かり、バランスを失い怪我をしそうになった時に、身を守る意味で、身体で一番怪我を重症化させない部位と言われていて、それを踏まえ大脳は、瞬時に“お尻で怪我をしなさい”と言う指令を危機迫る時に、伝達していると論じています。

丈夫なおしりの部分でも、怪我を覆ってしまう事は、避けなければいけない事ですが、これには、ある事が関係しているとされています。

それは、お尻の部分で股関節を除く骨は、腰椎より足元にむかって、腸骨・仙骨・尾骨・恥骨・坐骨といった順に形成されていますが、お尻を打ちやすい骨は、仙骨・尾骨(尾てい骨)部分です。


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特に、尾骨部分は、痕跡器官(退化器官)と呼ばれ、人間が進化していく中で、本来の用をなさなくなり、失われた機能(しっぽの名残)の一部であるとされています。

余談ですが、一時虫垂がこの痕跡器官かどうかで、ニュースでも話題になりましたが、人によっては内腔管状が閉じていて、機能していない器官ではないかと言われてきましたが、現在では、腸内の免疫機能や腸内細菌のバランスを維持する上でも、無暗に除去しないようにと提言されています。

したがって、尾てい骨も痕跡器官ではなくなり、身体の機能として役目を担っていると言う日が、研究により来るかもしれません。

余談が続きましたが、尾てい骨は、部位形状からしても、打撲や打ち身によって痛みが生じやすく、また周辺には腫れの炎症が起きる事が多にしてあります。

尾てい骨の形は、やや突起していて、決して丈夫な骨とは言えない形状ですから、幾ども同じ部分に、腰を打って衝撃が掛かると、骨は湾曲してしまい、骨の歪みが生じてしまいます。

その衝撃の頻度が重なり症状が酷くなると、その後遺症で、仙骨や坐骨にも影響が及び、肛門の圧迫で便秘や下痢の胃腸炎、坐骨神経痛や、腰痛、肩こりなど、小さな骨が原因で、様々な病気を誘発してしまう事があります。

さらに、女性の方は、臓器部位の関係上、排尿時に尾骨周辺に、モヤモヤとした焼きつくような痛みが出る可能性があると言われています。

骨折した場合歩ける?

立ちっぱなし 足が痛い 2

尾てい骨を骨折した時は、個人差もありますが、歩行時や座位は、痛み無く過ごせると言われています。

しかし、後遺症の事を考えると、ある程度の痛みが無くなるまで、安静を第一に考えて戴き、歩行時も、ゆっくり自分のペースで歩き、決して腰に負担の掛かるようなストレッチなどの運動は避けられて下さい。

また、骨折で痛みが疼痛として伴いますので、うつ伏せや、仰向けの姿勢では、休息や睡眠は十分にできないと思います。

更に、イスの背もたれを下にして休む事も痛みを酷くする原因となりますので、姿勢や歩き方には、日頃より十分にご注意戴き度と思います。

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対策はある?

対策1:(応急処置)

骨折した時の対策として、冷やす事で炎症を抑制する効果があるとされていますので、発病直後は思うように動きが出来ないと思いますので、一番楽な姿勢で患部やその周辺を冷やして下さい。

対策2:(医療機関の受診:単純骨折)

骨折していると、急に痛みが無くなると言う事は無く、尾骨周辺の熱感も取れず、時間の経過と伴に、痛んでいる部分がどの骨なのか、素人では判断が難しい部位の痛みとなりますので、その際は、医療機関の受診をお勧め致します。

医療機関では、問診やレントゲン検査で、骨折部位を確認しますが、この、尾骨や仙骨の骨折は、レントゲン撮影でも診断し難い医者泣かせの疾患で、診断が困難な時には、最終的にCT撮影を行う事があります。このような検査により、尾てい骨が骨折しているかどうかの診断を下しますが、仮に骨折していたとしても、治療は鎮痛鎮静剤と塗布剤が処方されるのが、一般的な治療方法となる事が多く、あとは尾てい骨に負荷が掛からないように、安静にして過ごすしかありません。

通常の尾てい骨の骨折は、完治まで40日前後と長い期間が掛かってしまいますので、再診時に、動かしてよい筋肉や関節の部位を医師と相談され、適宜な運動をされて、運動不足の解消をして下さい。

対策3:(医療機関の受診:剥離骨折)

骨折には単純骨折以外にも、様々な骨折がありますが、その一つに剥離骨折と呼ばれる、尾骨では生じやすい骨折があります。

剥離骨折とは、外圧の衝撃が骨に直接負荷を及ぼすのでは無く、骨と筋や腱(靭帯)が引き合っている力のバランスが崩れた時に、付着している骨が剥がれる事が原因で骨折してしまいます。

尾骨剥離骨折は、医師の診断により、単純骨折同様な投薬と安静での治療法と、骨折時の骨片が周辺部位の障害となっている場合や、元の部位に固定が可能な時には、手術を行って固定を行います。

なお、この手術をした事で、完治までの日数が大きく伸びてしまう事はありません。

手術後は、医師や理学療法士の指導で、ご本人の都合などを考慮に入れて、リハビリが計画的に開始されますのでご安心下さい。

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日常的に気をつけたいことは?

足の甲 外側 痛い

尾てい骨を骨折してしまった時に注意したいことは、安静を維持する事が大事な治療となります。

無理な姿勢や、動作は治療に負荷を掛けてしまいますので、歩けるからと言って歩いていると、知らぬ間に疲労が溜まり、転倒やお尻を打ったりして、再度骨折する危険がありますので、無理はしないようにお心掛け下さい。

骨折時の安静は、一番簡単なようで、実は一番難しく辛いと言われる療法ですので、医師や理学療法士の指導の下、バランスの摂れた食事や、水分の補給をする事で、自己治癒力を向上し、骨折の回復も早くなるとされています。

また、尾てい骨の骨折は、打撲や打ち身の衝撃が主な原因ですが、筋力が衰えていたり、骨盤の歪みがある方、骨粗鬆症の方などが、主に、尾てい骨が骨折しやすいと言われていますので、生活習慣としての運動や、栄養を考えた食事を摂取し、必要最低限の予防対策を行っておく事が大事です。

まとめ

明るい性格 なるために2

尾てい骨を骨折してしまうと、運転ができなくなったり、水仕事ができなかったりと、日常生活のあらゆる面に、支障が出てしまいます。

更に、仰向けに寝ると痛みが伴って、質の良い睡眠が取れなくなり、不眠症からストレスが蓄積し、その影響で身体の免疫力が低下してしまい、様々な病気を誘発する可能性があります。

尾てい骨の骨折を起こさないようにするには、背筋や背筋力が落ちないような運動や、無理な姿勢で長い時間過ごさないなど、日頃より正しい姿勢を取る事に注意され過ごされると良いかと思います。


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