コロスキンはどんな薬?
コロスキンは、主にすり傷・小切り傷・さかむけ・あかぎれ等の、小さい傷を保護する“包帯のいらない液状絆創膏”で、東京甲子社から市販薬(第3類医薬品)として、ドラッグストア・調剤薬局 ・コンビニ・通販などで売られています。
用法はチューブから、液状成分を傷口に塗ると透明な被膜状になり、その膜が傷口をホコリや水、雑菌の侵入を防ぐ効果があり、絆創膏を貼る手間を省ける手軽さが特徴です。
ただ一旦傷口に塗ると、その間は傷口が空気に触れない為に、傷口の状態が悪化する可能性がありますので、傷口を見ながらお使いください。
含有成分として、ピロキシリン15.95g、d-カンフル2.80g
添加物として、ベンジルアルコール、イソプロパノール、ヒマシ油、酢酸エチル、酢酸ブチル
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コロスキンはどんな症状に効果的?
思わぬ切り傷や、すり傷をはじめ、指のさかむけやアカギレなどの傷口に塗ると、耐久性被膜成分であるピロシキリン、d・カンフル、コロジオンが、微生物でも侵入ができないと言われる膜を張り、傷口の化膿を防ぎます。
また、指や手を用いるスポーツ選手は、爪割れ予防やひび割れの処置として、コロスキンを薄めに塗り、乾燥をした後に湿布を数回繰り返し、被膜強度を増す方法で愛用されている話を聞いています。
【効果】透明な被膜が傷口を覆う事で、ばい菌や水の侵入を抑える効果や、爪割れ予防に効果があります。
コロスキンを塗るタイミングは?
コロスキンを塗るタイミングは、個々人の判断となりますが、患部に応じた用法用量を適宜お使い戴きたいと思います。
塗る際にご注意頂きたいのは、患部がただれ、化膿、多量出血や傷口が広範囲時と、部位として目の周り、顔面、頭部、粘膜など皮膚が敏感部位には、副作用にも繋がりますので、使用をなさらないで下さい。
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コロスキンの副作用にはどんなものがあるか?
コロスキンを塗る時は、定められた用法・用量を遵守している限り安全性は保たれますが、稀に副作用が生じる場合があります。
コロスキンを塗った後に、皮膚には発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、熱感などが生じる可能性があると明記されていますので、アレルギー症状のある方や、ご心配な方はご注意頂きたいと思います。
またコロスキンを服用後、体調に異変を覚えた場合は、服用は止めて頂き、医療機関や購入された店舗の薬剤師に身体の変調を伝えてご相談して下さい。
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コロスキンを塗る際に気をつけることは
コロスキンは、副作用が起きる薬ではありませんが、医薬品である事から次の項目に該当される方は、塗る時にご注意頂きたいと思います。
①既往症があり、医師から治療を受けられている方
②薬などによりアレルギー症状を過去におこされた方
などの諸症状がある方は、医師や薬剤師とご相談をされて、使用を開始した方が良い場合がありますので、その都度状況に応じてお決めになって下さい。
塗る際には、傷口を水で洗い流して拭き取って清潔にした後、患部に適量を塗り、そのまま乾燥させて頂き、部位を火気に決して近づけないようにして下さい。
さらに、購入後キャップが取れない時も、火気で温めないでチューブ口元を、熱湯につけると簡単に取れますのでお試し下さい。
また、小児の単独での使用は避けて頂き、保護者の指導監督のもとにお使い頂き、保管場所は、品質管理上からも、直射日光が当たらず湿気のない涼しい場所へ保管し、お子様の手の届かない場所への保管をお願い致します。
万一、目に入った場合は、水やぬるま湯で擦らずに洗い流し、直ぐに眼科を受診して下さい。
何らかの都合で、急にコロスキンの被膜を剥がしたい時は、温湯に浸した布等を、患部の膜に巻きつけるように蒸して軟らかくし、拭き取って下さい。
まとめ
コロスキンは、数ある絆創膏薬の中でも珍しい、水に強い透明な被膜が包帯替りとなる商品です。
使用勝手も良く、様々な場所での傷のトラブルに対処できる手軽さがありますが、使い方を間違えると、特にアレルギー系の疾患を招く事がありそうですので、ご注意頂きたいと思います。
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