のどぬーるスプレー 効果 副作用

のどぬーるスプレーはどんな薬?

のどぬーるスプレーは、主に、のどの殺菌や消毒に使用される薬で、特徴として液状になった薬を、ノズルを用いて、その長さを生かし直接患部に噴霧し塗る事ができるので、お子様から大人までノズルで咽奥を突く事無く、安心して使用できます。


のどぬーるスプレーの成分には、細菌やウイルスの表層タンパク質を変異させて死滅させるヨウ素成分が含有されていて、優れた効果を得る事ができる小林製薬から販売されている市販薬(第3類医薬品)です。


ヨウ素独特の匂いがしますが、噴霧の際には設計上、薬液が誤って気管や肺に入り込み、新たな疾患が生じないように考えられていますが、初めて使用される方や、お子様は鏡を見ながらの使用をお勧めいたします。


そして噴霧後は、徐々にのどがすっきりとした感じを覚えてきますので、説明書に記載している用法用量以内で、ご自分に合った噴霧方法を見つけられてお使い下さい。


使用方法は簡単で、ノズルを手前に引き上げ、キャップを外してやや上を向き、軽く息を吐きながら適量(目安として2プッシュ)を患部に噴霧して下さい。


用法は、1日数回のどに噴霧して、症状に応じて量を調整して下さい。


含有成分として、のどを殺菌・消毒する(ヨウ素0.5g)


添加物として、ヨウ化K、グリセリン、プロピレングリコール、D-ソルビトール、エタノール、I-メントール、香料が用いられています。
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のどぬーるスプレーはどんな症状に効果的?

季節を問わず、突然のどが痛くなる炎症時や、感冒症状時の原因となる菌を死滅させ、予防としての消毒剤としても効果を齎します。

【効果】のど専用の殺菌、消毒薬

のどぬーるスプレーを使用するタイミングは?

のどぬーるスプレーを使用するタイミングは、個々人の判断となりますが、患部に応じた用法用量を適宜お使い戴きたいと思います。


噴霧時にご注意頂きたいのは、初めからのど患部にただれがあったり、白っぽい化膿、咽喉出血や炎症が広範囲の場合等は、副作用にも繋がりますので、使用を避けて下さい。
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のどぬーるスプレーの副作用にはどんなものがあるか?

のどぬーるスプレーは、第3類医薬品で安全性は保たれますが、稀に、次の様な副作用を伴う場合がありますので、治療時は定められた用法・用量を遵守してお使い下さい。


噴霧後に、皮膚系として発疹・発赤、熱感、口周辺に刺激感、熱感、あれ、しみる、消化器系として吐き気、精神神経系として不快感などが生じる可能性があり、アレルギー症状のある方や、ご心配な方はご注意頂きたいと思います。


以上のような症状が噴霧後に起き、体調に異変を覚えた場合は、使用は止めて医療機関や購入された店舗の薬剤師に身体の変調を伝えてご相談して下さい。

のどぬーるスプレーを使用する際に気をつけることは

のどぬーるスプレーは、副作用が起きる薬ではありませんが、医薬品である事から次の項目に該当される方は、塗る時にご注意頂きたいと思います。

①既往症があり、医師や歯科医師から治療を受けられている方

②薬などによりアレルギー症状(特にヨウ素、ポビドンヨードアレルギー)を過去におこされた方

③甲状腺疾患の方

④既に口内が酷いただれがある方

⑤2歳未満の方

⑥妊娠又は妊婦の方

などの諸症状がある方は、医師や薬剤師とご相談をされて、使用を開始した方が良い場合がありますので、その都度状況に応じてお決めになって下さい。

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のどぬーるスプレーを5〜6日間湿布して、症状が改善されない場合は、使用を止めて医師や薬剤師に使用経過を含め、相談してください。


のどぬーるスプレーを使用する際、銀を含有している歯科材料が変色する可能性がありますので、ご理解の程お願い致します。


稀に、購入後ノズルからの、薬液の出が悪く、詰まり気味になっている場合は、2~3回ティシュペーパーや、変色しても良い物に向かって噴霧して戴くと、詰まりが簡単に取れますのでお試し下さい。


また、小児の単独での使用は避けて頂き、保護者の指導監督のもとにお使い頂き、保管場所は、品質管理上からも、直射日光が当たらず湿気のない涼しい場所へ保管し、お子様の手の届かない場所への保管をお願い致します。


万一、目に入った場合は、水やぬるま湯で擦らずに洗い流し、直ぐに眼科を受診して下さい。

まとめ

のどぬーるスプレーの成分であるヨウ素は、殺菌や消毒の効果が高い薬液ですが、反面、使い方を間違えると、特にアレルギー系の疾患や、既往炎症をさらに悪化させてしまう可能性もある薬ですので、使用の際にはご注意頂きたいと思います。


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