乗り物に乗ると、必ずと言っていいほど酔ってしまうと言う方がおられますね。
これは乗り物自体の揺れのせいだけでなく、見から入る情報と体が感じる動きにギャップがあると脳が錯覚を起こして自律神経が乱れる事も原因と言われています。
また「自分は酔いやすい」という思い込み(精神的不安)も原因として大きいかもしれません。
乗り物酔いは、めまいや吐き気、頭痛という症状がでますが「トラベルミン」は、これらの症状の緩和に効果的なお薬です。
[ad#ad-1]
「トラベルミン」はどんな時に効果的か?
トラベルミンはめまいや吐き気の症状の治療に用いられるお薬です。
一般的に乗り物酔いのお薬として知られていますが、メニエール病など同じくめまいや吐き気を伴う疾患の症状を抑える効果もあります。
トラベルミンは、ジフェンヒドラミンサリチル塩と、ジプロフィリンの2つの主成分を含んでいます。
ジフェンヒドラミンサリチル塩は、抗ヒスタミン薬と呼ばれる種類の薬で、アレルギーの治療薬としても用いられますが、めまいによって起こる嘔吐を抑える働きもしてくれます。
ジプロフィリンはめまいを改善する効果がありますので、この2つの成分によってめまいや嘔吐を抑えてくれるのです。
「トラベルミン」を飲むタイミングは?
効果でもお伝えしたようにトラベルミンは、めまいや嘔吐を抑える働きがあります。
乗り物酔いが不安と言う方は、乗る前に服用すれば予防になりますし、酔ってしまってから飲んでも症状の改善になりますので安心ですね。
乗り物酔い以外でも同じような症状であれば、症状のある時に服用すれば大丈夫です。
[ad#ad-2]
「トラベルミン」に副作用はある?
よくアレルギーのお薬を飲むと眠くなると聞いた事があると思いますが、トラベルミンの主成分のジフェンヒドラミンはアレルギーを抑える薬に用いられています。
睡眠改善薬にも含まれたりしますので、服用後は眠気を感じる事があります。
また、発疹、かゆみなどの過敏症状が表れることもありますので、その際は服用を中止して医療機関を受診しましょう。
服用しても症状が改善されない、かえってめまいや吐き気が強くなったという場合も医師に相談する事をお勧めします。
「トラベルミン」服用に気をつける事
トラベルミンは乗り物酔いの予防や、めまい、吐き気の症状が出てから服用しても効き目のあるお薬です。
お子様でも飲みやすくなっているシロップタイプなど様々なタイプがあります。
錠剤や顆粒タイプのものを服用する時は、十分なお水で飲むようにしましょう。
このお薬は眠気を起こすことがありますので、自動車の運転や機械の操作など危険を伴う作業はしないでおきましょう。
もちろん、アレルギーや持病のある方は、あらかじめ医師に相談する事をおすすめします。
乗り物酔いは、睡眠不足や空腹、また逆に飲み過ぎ食べ過ぎの状態も影響してしまいます。
できるだけ体調を整えて乗りたいですね。
乗り物酔いは酔ってから服用しても効果はありますが、不安な方はできるだけ事前に服用するようにしておきましょう。
また、ひとによって聞いてくる時間や効き具合はそれぞれです。効かないからと過剰に服用する事のないようにしてくださいね。
まとめ
メニエール病などめまいを伴う症状の病気はとっても辛い事だと思います。
長引くときは病院でお薬を処方してもらうなどしていただいた方がいいかもしれません。
乗り物酔いの場合は、体調や精神的な部分が原因となる事も多いので、旅行の計画など事前に乗り物に乗るとわかっていれば、体調を整えるとか、リラックスするための音楽を聴くなども試してみるといいかもしれませんね。
関連記事
→頭痛と吐き気と寒気があるけど熱は出ない時の原因と対処法について解説
→腹痛と吐き気と寒気があるけど熱は出ないときの原因と対処法についての解説
→みぞおちに違和感があり吐き気・ゲップが止まらないときの対策について解説
→胸焼けと吐き気が続いてしまう際の原因と楽になる方法について解説
→眼精疲労による頭痛、吐き気は結局何が原因?
[ad#ad-2]