一年に何回か体調がおかしいなぁ、とか昔みたいにバリバリ体が動かないなぁと感じることはありませんか?
年齢は徐々に体に浸透します。
急にではないから、年なんて・・・と思って20代と変わらず40代を50代をバリバリ過ごしていらっしゃる方もいます。
しかし、その一方、病気や入院など突然生活に起こることもあります。
胃腸も同様に、焼肉は栄養の源のようにガンガン食べていたのが、食べたら翌朝ご飯が食べれなかったり、胃がむかむかしたりとか以前のようにたくさん食事が取れなかったり、人それぞれ、悩みはあります。
病気ではないけど優れない体調、「未病」も多いです。
そのような中で胃腸の働きを良くして元気つけるのが「補中益気湯」です。
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補中益気湯の主な効果・効能は?
では補中益気湯の効果はどんなものがあるのでしょう?
補中益気湯は、漢方であり、成分には人参や黄昏が含まれています。
これは滋養強壮作用があります。
水分循環を良くするソウジュツや炎症を抑えるサイコ、血行を良くして血流を促し貧血症状を改善するトウキ、喉の痛みや痔を治す効果があるショウマ、胃腸の働きを改善するチンピやしょうがが含まれています。
つまり、胃腸の働きをよくして体力を回復させ、体の元気を助けるお薬です。
食欲不振、胃の虚弱、病気や術後の体力回復へもお役に立ちます。
しんどいときに心強いお薬ですね。
補中益気湯はアトピーに効果が期待できる?
補中益気湯はアトピーに効果があるのでしょうか?
これに関しては、はっきりと改善効果があるとはいえません。
アトピーは皮膚が外部からの刺激や温度、環境、気候などさまざまな影響を受けてかゆみが起こります。
治療法としては飲み薬や塗り薬での対応が一般的ですが、治ったと思ったらぶり返し、そのたびに薬を飲んだりやめたり、もしくは慢性の体質のためお薬を飲み続けている方も多いです。
その治療法のなかに漢方を取り入れたお医者様が体質改善の一つに補中益気湯を取り入れられている方がいらっしゃいます。
ただ、補中益気湯には直接的な改善効果はないので、アトピーでお悩みの方は皮膚科でしっかり診てもらうことをおすすめします。
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補中益気湯を飲む際に気をつける点は?
飲む際の注意点ですが、こちらは漢方薬です。
食前や食間に服用をしましょう。
食間は食べて2~3時間のことです。1日2~3回に分けて服用しましょう。
服用時間は毎日時間にずれがないようにして効率よく効果を引き出しましょう。
食欲がないとき、吐き気があるときは、胃の負担をさけるために食後に飲んでもいいでしょう。
しかし、芍薬甘草湯などと一緒に併用した場合「偽アルドステロン症」と呼ばれるむくみが起こったりしますので気をつけましょう。
他にもグリチルリチンとも併用も避けましょう。
補中益気湯に副作用は?
副作用ですが、先ほどお伝えした併用はさけましょう。
他にも持病をお持ちで病院にかかっていらっしゃる方は医師へのご相談の上、服用を判断しましょう。
ほかに、肝機能、間質性肺炎が起こる場合があります。
息切れや呼吸困難、ひどい倦怠感や皮膚の黄疸などの症状が出ましたら直ちに服用はやめて専門医に受診してください。
血圧上昇、むくみ、手足のしびれ、食欲不振、吐き気、発熱、ふるえ、かゆみ、尿の茶褐色、動悸、息切れなどの症状が出る場合があります。
このような症状が出たときも服用はやめて、病院の受診をしてください。
長期間服用しても改善効果を感じない場合も服用はやめて、専門医に受診しましょう。
まとめ
補中益気湯は胃の働きを改善して血行促進、体力回復効果を持っています。
ただ、漢方です。
飲んですぐ元気?!というわけではありません。
徐々に最近疲れにくくなったかも?とか胃腸の調子がいいなぁと感じることが出来たら効果が出てきた証拠です。
即効性はありませんが、夏バテしやすい方が春先から飲み始めてなんとか夏を無事乗り越えられた、ってことがあったら最高ですね。
虚弱体質の改善のお役に立つ漢方が補中益気湯です。
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