精神的な症状がある場合、病院から処方される薬がありますが、これは稀に依存性も考えられるとされている為、患者さん側としては気持ち的に不安もありますよね。
出来れば依存性の心配もなく、尚且つ長期服用も可能だとされる薬は無いだろうか・・・?
そんな事を思った事は在りませんか?
今回は、そんな依存性などを避けたい人や長期服用も可能で更に体質改善にもつながると言われる漢方薬の「四逆散」についての解説をしたいと思います。
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四逆散の主な効果・効能は?
四逆散は、身体の炎症やその痛みなどを取り除き、また神経症や不眠など心の調子が良くないとされる症状へ有効的に働き、漢時代の「傷寒論」にも記載されている漢方薬であり体力が中以上の方へ処方される薬です。
四逆散を身体の炎症やその痛みに有効的に作用することから以下のような症状に効きます!
・胆のう炎
・胆石症
・胃炎・胃酸過多・胃潰瘍
・気管支炎・鼻カタル
・神経質・ヒステリー症状
主にこれらの症状に有効的だとされていますが、神経症や不眠症などの精神症にも効果的であり、一般の薬の依存性を嫌う人に処方され長期服用も可能である為、人気の高い漢方薬です。また、体質改善にもつながると言う報告もある事から万能薬と言っても過言ではないようですね!
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四逆散はうつや自律神経失調症にどのように働きかける?
四逆散は、身体で起こっている炎症やその痛みを取り除く他に神経症やヒステリー、うつ、自律神経失調症などの精神的症状にも働きかける事が知られています。
精神症状を乱す主な要因はストレスにあり、まさに現代社会はストレス社会でもある事から神経症からくる身体の不調を訴える人が増えています。
うつ病や自律神経失調症、心身症、不眠症など等・・・様々にありますよね。
そんな精神的な緊張を解きほぐしてくれるのが四逆散であり、4種類の生薬の組み合わせにより精神的な症状にも作用するとされています。
4種類の生薬と作用は以下のようになっています。
・柴胡・・・炎症を抑える
・枳実・・・気分を落ちつける
・芍薬・・・痛みを和らげる
・甘草・・・緩和作用がある
柴胡と枳実の生薬が精神的ストレスを緩める効果を生み、芍薬と枳実で血流を良くすると言う事からこれらの生薬の組み合わせによってストレスを緩和してくれます。
四逆散には副作用がある?
漢方薬だから副作用はないと言う人もおりますが、体質や飲み合わせによっては稀に副作用が現れたりするので注意が必要です。
主な副作用は以下のようなものがあげられます。
・偽アルドステロン
・血圧上昇
・だるい
・むくみ
・体重増加
・手足のしびれ・痛み
・筋肉のピクツキ・ふるえ
・力が入らない
・低カリウム症
・胃の不快感・食欲不振・軽い吐き気
などが主な副作用です。
特に飲み合わせなどによっては重い副作用もある事から注意が必要です。
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四逆散を飲む際に気をつけることは?
四逆散を医師が処方する前に必ず行う事があり、先ずは患者さんを良く診てその患者さんに合う漢方薬を処方することも大切な事です。
その主な確認としては以下になります。
・比較的体力があるか
・脇腹が圧迫して苦しい状態が続いているのか
・四肢が冷えるか
医師は、このような点を注意しながら処方する事が必要だとされています。
また、服用する場合の注意点としては、どんな薬にも体質によっては副作用も考えられるため、副作用の症状が現れたらすぐ医師に相談することが必要です。
また、妊婦はむくみやすい事から服用は控えた方が無難であり、子供さんの服用に関しては確立されていない為、避ける事が安全です。
その他、当然のことですが分量や時間は良く守って服用しましょう!
まとめ
四逆散はドラッグストアでも簡単に手に入り、炎症や痛みを抑える他にストレスを緩和する漢方薬として人気も高く処方されることも多いですが、炎症や痛みはどんな状態から現れているのか分からない事もある為、服用する前に必ず医師の診察を受けてからにしましょう。
以上、四逆散の効果・効能や副作用についての解説でした。
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