眉間のしわは、顔の2つの眉の間にできて、それはまさに“顔は人の心を映す鏡である”と言われているように、相手方の感受性にもよりますが、大抵はマイナスなイメージを持たれてしまいます。
眉間にしわを寄せてしまう事は、自然と知らぬ内に生じてしまう事が多にしてあり、人生の負荷となり背負っていた歩みが、喜怒哀楽に関係なく、症状として物語っているのかもしれません。
しわは、目立ってしまう位置にもあり、本人としては、楽しんでいる最中にも関わらず、相手からすると、怒ったり・意地悪そうに見えて、人相が変わったかのように思われる時もあります。
高齢者になれば、当然ながら皮膚の老化現象により、筋膜や筋肉が緩みがちになり、むくみと言う重さも皮膚は感じてしまい、癖しわとなっていた部位に悪影響を与えてしまい、表情的にも暗さが滲み出てしまいます。
このように、眉間にしわを寄せてしまう原因は、年齢と伴に皮膚の張りが無くなってしまう事や、視力の低下で目を細めてしまう事、スマホ・パソコンでの疲れ目等がそのまま癖となり、しわが戻り難くなる体質的な要因と、精神的な負荷が心理面に作用し、心理の表れとして出ていると言われています。
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どういう心理?
諺として「顔は人の心を映す鏡である」・「目は口ほどに物を言う」など言われるように、顔には、今、何を考えているか等の深層心理が、読み取れる表情があると言われています。
それは、初対面の相手でも、顔や目を見ていると、頻繁にしわが寄った場合と、寄らない場合で、ある程度のコミュニケーションの成果が、判断できてしまいます。
心理学や脳科学分野では、顔の右は言語を司る左脳の影響を受け、左側の顔は感情を司る右脳の影響を個々に受けています。
この事から、顔の左側半分にでる表情は、喜怒哀楽である本音に近い感情を出しているとされ、右半分の表情は、故意につくられた建前の表情と推察されます。
また、眉間にしわを寄せてしまう筋肉は、皺眉筋と呼ばれる筋肉で、この筋肉は無意識下で感情と繋がっているもので、本音の表情や感情が出てしまう特異筋肉とされています。
人間は、やはり正直者ですので、感受の損得に関しては、表情から見抜かれてしまうと言っても良く、会話をしていて、急に眉間のしわが寄ったりしたら、その事項には何か、支障があると思った方が良いと考えられます。
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この癖は治せる?
眉間にしわを寄せてしまう癖に限らず、癖となるしぐさや行為を治すには、長年の性格や習慣が、物語っていますので、簡単ではない事は事実です。
しかし、眉間にしわを寄せてしまう事の原因に、心理的な要因も大きいとされていますので、その知識をもとにして、日々対人とのコミュニケーション時に、表情トレーニングとして、試行錯誤しながら癖を治す努力をしてみるのも、効果があるかもしれません。
このように、癖は、無意識であったり、特に意識する事無く行う習慣ですので、自分だけで治すには、限度が生じてしまいますので、身近な人からのアドバイスや、精神心理が安定できるような薬もありますので、医師や薬剤師にご相談する事をお勧め致します。
しわを消す方法はある?
眉間のしわを消す方法は、心療内科的治療や外科的治療と、マッサージや栄養補給等が考えられます。
心療内科的には、喜怒哀楽の怒りを抑制する為に、日々の生活習慣について問診がされると思います。
問診により、精神を乱してしまう要因が幾つかで出来ますので、生活習慣病対策として、栄養のバランス・適度な運動・質の良い睡眠・病気を招かない衛生管理などの見直しや、改善を行って、ストレスを溜めこまないようにして下さい。
また、美容外科的な治療法として、保険適用外になりますが、ボトックス注射と呼ばれるものがあります。
ボトックス注射の成分は、無毒化されたボツリヌストキシン菌で、筋肉の緊張や発育を抑制する作用が、眉間のしわを消す事に効果が有るとされています。
ボトックス注射液を投与後、2~3日で効果が出てきますが、薬には副作用が付き物です。
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メスを入れないので、美容外科の世界では、頻繁に行われるとされていますが、内出血や発疹・発赤など皮膚症状として現れる事や、筋肉が動かなくなって、表情が出なくなる可能性があると言われていますので、医師と相談いただく際に、納得した後で治療なさって下さい。(ボトックス以外では、ヒアルロン酸の投与も効果が得られます)
また、入浴後や洗顔後に、眉間周辺を揉み解す事で、緊張した雛眉筋を緩和しますので、即効性はありませんが、毎日行うと効果が出てきます。
マッサージは、保湿効果のあるクリームを少量使って行うと、皮膚への浸透性が良くなると伴に、血液循環も良くなる事で眉間周辺が温まって、緊張緩和促進となりますのでお試し下さい。
眉間のしわ取りを動画で解説↓
しわを予防するために日常できることは?
眉間のしわを予防するには、精神不安になるような、習慣化された性格を治す改善策を、自分なりに考えて、更には身近な方の協力を得て、癖にならないように日々、気を付ける事が大事です。
顔のマッサージは、お時間が有る時には可能と思いますので、眉間から目尻を丹念に揉み解し、血の流れを良くして下さい。
まとめ
眉間にしわが寄ってしまう事は、美容面や、精神心理面の状態として言えば、決して良い事ではありませんが、その知識を上手に活用する事で、相手の心の中も読めたり、またご自身もその場の状況に応じた、臨機応変的な表情での対応ができると言う利点もありますので、顔の表情と合わせて対応されて下さい。
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