目の中に小さなゴミが入っただけでもゴロゴロと異物感を感じたり、痛みで目を開ける事もできなくなるほど目はデリケートな部分です。
そんなデリケートな部分、特に目の裏側に白いできものができた場合などはゴミと違って簡単には排除できない為、困ってしまいます。
また、放っておくことで視力が低下したり、最悪の場合失明にも繋がる事もある為、注意が必要です!
今回は、そんな瞼の裏側に白いできものができる場合の原因や対策などについて解説したいと思います。
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まぶたの裏に白いできものが!
目がゴロゴロして擦ってもなかなか治らないので鏡をみてみたら、目の裏側に白いできものができていたと言う事はございませんか?
これは、麦粒腫と結膜結石である場合が考えられ、それぞれに違いがあります。
それらの病気や症状などをまとめると以下のようになります。
麦粒腫
細菌感染によってできるものであり、通称「ものもらい」と呼ばれ誰でも知っている目の病気です。
放っておいても自然に治る場合がありますが、抗菌薬の内服や市販の目薬でも1週間位で治るようです。
しかし、悪化した場合は腫れや痛みも酷くなるため切開術が必要になり完治するまで1~2週間ほどかかる事になります。
症状としては以下のようなものです。
・瞼の腫れ
・瞼の痛みやかゆみ
・赤み
・白いできもの(膿)
結膜結石
目の中にゴミが入っているようにゴロゴロして痛みや異物感を感じるもので瞼の裏の眼瞼結膜という部分に砂粒状の白い物が出来る目の病気です。
特に原因は特定されておらず完全に予防することは困難な事とされているようですが、結膜炎の予防をすることで或る程度は防ぐ事ができると言われています。
また、自然に治る事は無く、放っておくことで瞬きをする毎に結膜結石と角膜が擦れて角膜に傷がつき眩しさを感じたり視力が低下したり又は、最悪の場合失明することも考えられることから早めに眼科へ行くことが大切です。
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まぶたの裏に白いできものができる原因は?
まぶたの裏に白いできものが出来る原因として考えられる事は、ブドウ球菌などの細菌感染が主な原因とされており、その要因にはコンタクトレンズやアイメーク、またドライアイなどがあるようです。
また、結膜結石の場合、慢性的な結膜炎やドライアイ、又はアレルギーや感染などが考えられていますが、瞼の裏にカルシウムや脂質、老廃物などの分泌物が固まって出来る場合もあり様々な事が原因となっているようです。
まぶたの裏に白いできものができた時に対策は?
まぶたの裏にできものができた場合は、瞬きをする度に痛みを感じて目が開けられない状態になることから直ぐに病院へ駆け込む方は多いと思います。
しかし、軽い症状であれば自分でも対処できる事もある為、知っておくと便利です。
その対策としては以下のようなものがあります。
市販の目薬を使う
症状が軽いものなら市販の目薬でも治す事は出来ます。
清潔を心がける
目の周りは出来る限り清潔にすることが大切であり、コンタクトレンズやアイメークなどは控える事が大切です。
洗顔石鹸の選び方
洗顔に使う石鹸などは刺激の少ないものを選び目の周りは清潔にすることが大切です。
また、瞼の腫れが酷い時は化膿している為、切開して中の膿を取り除くことから細菌が感
染しやすくなるため汚れた手で触れることは避けるようにしましょう。
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日常的に気をつけたいことは?
最近では、コンタクトレンズやエクステと、目を直接手で触れる機会が多く、目に対する衛生面には特に気を遣わなければなりません。
またゴミなどが入るなど異物感を感じた場合も汚れた手でこする事は避けたほうがよく流水で流すようにしましょう。
パソコンやスマホなどでの目の酷使もドライアイを招き、乾燥することで細菌感染も起こりやすくなるため注意が必要です!
更に、免疫力を高めるためにもバランスの良い食生活を心がける事が重要だと言えます。
まとめ
目はとてもデリケートな部分である為、清潔には充分注意しましょう!
また、ゴミなどが入っている訳でもないのにゴロゴロと異物感を感じた場合は、むやみに擦らずに目薬を使うなどの処置をして、それでも悪化するような場合は早めに眼科を訪れる事が良いようです!
以上、まぶたの裏に白いできものができる原因と対策についての解説でした。
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→目に違和感がありゴロゴロするときの原因と治し方について解説20
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