何を隠そう、私も小児喘息でした。季節の変わり目、寒暖差、ハウスダスト、笑いすぎ。
様々な原因でひゅーひゅー苦しみました。現在成人となり喘息の症状はほとんど収まりました。
今回は私も経験したその小児喘息の発作に見られる症状と、その対策に関して書いていきます。
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◎小児喘息の発作がおきる原因は?
これは私も苦しみました。ダニやホコリなどのアレルギー物質、気温の差、激しい運動や過度のストレス等々。
そういったものがきっかけとなり気管が狭まり気管支喘息の発作が起きてきます。
発作の起きやすい時間帯等は個人差がありますが、夕方を過ぎてから起きることが多いようですね。
◎小児喘息発作時の応急措置は?
これに関してはかかりつけのお医者様のアドバイスに従うのが一番です。
私は水を飲み、すぐに吸入器を使用してました。親に背中を擦られるだけでも楽になったのを覚えております。
もし、自宅に吸入器がない場合はどうするか?
(1)まず何よりも発作を引き起こしている原因を取り除く
関係するであろうアレルゲンがあればすぐに取り除き空気の入れ替えを行いましょう。
(2)お水を飲む
発作時は痰が絡み呼吸が荒くなります。その痰を切るためにも、また水分不足を防ぐためにも水分補給を行ってください。
(3)寝転ばないで座る
発作時は身体を寝かすよりも座っていたほうが呼吸をスムーズすることができます。
乳児の場合、抱きかかえるのも◎
(4)しっかりとお腹で息をする
息を吐ききり、しっかりと腹式呼吸を行うようにしましょう。
気道が狭くなりがちなので、意識的に深い呼吸をするのが良いです。
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◎発作がいつ起きるかわからない、何を準備しておくといいのだろう。
まずは処方された薬。常に飲んでいる薬の名前や、その量をしっかりと記録しておく。
かかりつけのお医者さんと発作時の対応を相談しておき、薬が処方されていればその使用量やタイミングを記録しておくことが大切です。
また緊急時に夜や土日祝日でも行ける病院を探しておくと良いですね。
◎これは病院に行ったほうがいいのでは?
もし、咳き込んでこんで吐いたり、呼吸の回数が1分間に40回以上ある。
話ができないほど苦しかったり、顔色が悪くなり、横になれない、眠れない等の症状があればすぐに医療機関を受診したほうがいいです。
私自身眠れずに吸入器片手に夜中中起きていたことがありますが、次の日ぐったりしてすぐに病院に行った経験があります。
また、鎖骨の上のほう、喉、肋骨の真ん中あたりが引っ込んで呼吸していたり、汗がたくさん出て薬が効かない時もすぐに病院へ言ったほうが良いです。
呼吸困難、意識混濁の兆候があれば救急車も考えてください。
◎どうしたら小児喘息をふせげるの?
まずは掃除。発作の原因となるアレルゲンの除去につながりますし、空気も綺麗になります。
そして、「布団カバー」を綺麗にしておくことも大切です。喘息の天敵であるダニをとにかくなくしたい。
そのためにもたまに天日干しをしたり、頻繁に布団クリーナーを使うことも大切です。
また、部屋はできるだけフローリングにするのも◎
絨毯やラグなどはどうしてもほこりやダニが多くなりがちなので、できるだけ避けたほうがよいです。
可能なら毎日掃除をして清潔に保ちたいものです。
気をつけなくちゃならないのがペット。
私の家は動物関係の仕事だったんので、正直きつかった記憶があります。どうしても動物の毛にはダニが住み着いてしまうのでなるべくだったら避けたいもの。水槽で飼えるペット関係は発作に繋がりづらいので、できたらそういうペットがいいですね。
◎緊急事態のときや、旅行に行く際には何を準備したら良い?
家族で旅行に行くこともありますよね。だけどかかりつけの病院から離れるし、慣れない環境で急に発作が出るかもしれない。
また地震等の緊急時、パニックにならないよう何を用意しておけばよいのだろう。
やはり最重要道具は「吸入器」でしょう。
ネブライザーの場合、吸入器を用意しもし万が一電気が止まってしまっても使えるようバッテリータイプのものを用意しておくと安心ですね。
そして、飲み薬もわかるようにしておき、万が一の際には焦らず飲めるようにしておきましょう。
まとめ
小児喘息の発作にみられる症状と対策に関連することを書かせてもらいました。
おとなになると落ち着くことが多いですが、私もそれまでは大変でした。
この記事が少しでも役に立てれば幸いです。
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