たとえば、お店でお釣りを受け取った時、その手が爪まで整えられた綺麗な手だったら、それだけで好印象をうけませんか?
今のご自分の手はどうでしょうか?
爪がガサガサした感じがしたり、白く濁ったようにはなっていませんでしょうか?
爪はお顔と違って、鏡がなくても自分でも常によく見える部分です。
そんな爪の事をこの機会に知っておきましょう。
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爪も乾燥します
爪というのは、角質が変化してできたものです。
ただ、皮膚とは違って死んだ細胞でできています。
私たちは、この爪があるおかげで指先に力を入れる事が出来ますし、細かい作業も可能なのです。
爪は死んだ細胞と言いましたが、健康状態や栄養状態がとても影響しやすいデリケートな部分です。
通常、爪には15%前後程度の水分がありますが、何らかの要因で乾燥すると白くなる場合があります。
爪が白くなる原因はただの乾燥ではないかも
乾燥
ネイルを落とすとき使う除光液や家事仕事で欠かせない洗剤の使用は、汚れを落とすだけではなく、手や爪自体の脂分も落とし取ってしまっています。
また、それをそのまま放置していると、爪は慢性的に乾燥状態になり白くなってきたり割れたりしてしまうのです。
乾燥による老化現象が爪を白くさせる一番の原因かもしれません。
栄養不足
爪の主成分はタンパク質です。でもなぜ死んでいる細胞の爪に栄養が影響するのでしょうか?
確かに爪は死んだ細胞ですが、栄養が必要なのは今見えている爪ではなく、これから作られる爪のためです。
爪が作られる際に、充分な水分や栄養が不可欠なのです。
血行不良
冷え性ではありませんか?
いくら栄養状態に気を付けていても、血流が悪ければその栄養も水分も十分に行きわたりません。
普段から手先が冷えやすいという人は気を付けた方がいいですね。
内臓疾患
爪の甲に斑点状に白い物があり、それが爪の成長とともに移動して消えていく場合は心配いりません。
若い年齢層に多く俗に「幸運の星」とも呼ばれ、治療の必要はないです。
また線状に白くなる時は、加齢により胃腸の働きが衰えてきたため栄養や水分の吸収力が減ってきたのでしょう。
ケアする事で改善されていきます。
問題は、爪全体が白濁している場合です。
肝硬変などの肝臓疾患や腎臓の機能が弱っている事が疑われますので要注意です。
気になるときは医療機関を受診してみましょう。
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爪の乾燥の予防はケアが大切です
爪揉みマッサージ
冷え性の方は、手足の指先がよく冷えているとおもいます。
それでは血流が悪くなり、乾燥の改善も難しくなりますので、指先や爪周りをつまむように揉みほぐすマッサージをしましょう。
道具も何もいらないのでテレビを観ながらでもできますよ。
甘皮ケア
甘皮は爪を作り出している部分を保護している皮です。
甘皮が固くなっていると外からの水分が吸収されにくくなります。
指先をローションなどで整えた後に、ぬるま湯に浸し甘皮を柔らかくすると浸透しやすくなります。
ネイルオイル
オイルの栄養成分が良く、浸透力も高いため一番オススメのお手入れ方法です。
爪の根元に擦り込むようにつけましょう。
オイルがなければハンドクリームを爪にも塗るようにしてみてください。
爪の保湿は忘れずに
爪も髪の毛もタンパク質でできていますが、自己再生ができるものではありません。
そのため、栄養や水分量が少なくなるともろくなる性質を持っています。
「爪は健康のバロメーター」と言われています。
爪の健康維持のため、必要な栄養(特にビタミンA、B2、E、)をバランスよく摂り、貧血予防に鉄分も積極的に補いましょう。
まとめ
爪が乾燥して白っぽくなるのは、見た目にもよくないですね。
日頃からケアをして「美爪」を目指しましょう。
爪が綺麗だと、自分の爪ながら明るい気持ちになれる事は間違いないですよ。
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