肩がポキポキ鳴って痛い
肩を動かすと、鎖骨と肩周辺部分あたりからポキポキ音と伴に、痛みが生じる事があります。
また稀に、人によっては自慢げに、肩のポキポキを鳴らせると言う方もいますが、一端気にし過ぎてしまうと、肩を動かす際、スムーズ感が得られなくなってしまいます。
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何が原因?何かの病気?
その発端となる原因は、少ないらしいのですが、原因が原因を呼んで、肩を形成している様々な部位の異常が重なり、肩がポキポキと鳴ってしまうケースがあるとの事です。
その一つ目は、仕事や家庭で長時間の同じ姿勢が徐々に猫背傾向になり、身体全体が歪みを起こしてしまいます。
肩は、年齢と伴に関節包が厚くなり、伸縮運動する範囲が狭くなってしまいます。
関節包が厚くなる原因として、滑動性の低下が関節内の潤滑油の役目をする関節液や、摩擦のクッションの役割をする滑液の減少を招いてしまい、特に肩甲骨周辺部分との癒着やズレが、歪みとなりゴリゴリ音となり聞こえているらしいのです。
しかし実際の確率としては、歪みやズレは、骨と軟骨が触れてゴリゴリとした音が鳴っているのではなく、関節の細部内や滑液包の液状の動きで生ずる圧の変動でゴリゴリ音が鳴ると言われています。
いずれにしても、動作には、関節の軟骨をカバーするには、関節液や滑液が必要となっていますので、減少しない対策が必要となります。
余談になりますが、自分でゴリゴリと音を出せる方と、出せない方の軟骨の減りを診た場合、あまり差は無いと言う結果が出でいるらしいのですが、一概には無害とは言えないので、避けた方が良いとされてます。
次に、血行循環が何かの支障で悪くなると、筋繊維などに酸素や栄養成分が行きわたらず、筋肉内に乳酸が溜まり、筋肉が硬くなるコリが生じてきますし、関節に栄養が行かなくなり無理に動かすと痛みや炎症が出てしまいます。
このような原因を考えると、医療機関を受診すると、病名が判明すると思います。
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効果的な治し方・おすすめの薬はある?
原因の究明は、医療機関の受診でレントゲンから判明すると思いますが、医療機関での主な治療は、硬直した筋肉を緩和するために、干渉波やホットパック、レーザーがおこなわれ、理学療法士と症状に応じたストレッチ運動が行われると思います。
痛みや違和感があれば、患部へのブロック注射や、筋肉緩和剤が投与され、服薬としてロキソニンやボルタレン、外用薬が処方されます。
ある程度、病状が落ち着いてきたり、信頼なさる接骨院や治療院などに通われるのも良いかと思います。
治療方法は様々で、電気治療機器、針灸、マッサージを行うと思いますが、医療保険が適用になる施設かどうか、窓口でお聞きになってください。
痛みに効く漢方についてこちらの記事で説明しております
→痛散湯の成分・効果・副作用について解説
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予防するために日常気をつけることは?
極度の運動は必要ありませんが、毎日数回は肩をまわす運動や、血液循環を良くする為にジョギングやストレッチ半身入浴を行い、ストレスの罹らない状態を保つ事が大事だと思います。
また、食事メニューにおいても偏った栄養にならないような食材を摂取し、水分の補給も忘れないしょうにして下さい。
まとめ
肩のゴリゴリは、筋肉や関節部分の何らかの影響で炎症が大きくなり、発症に繋がっていると思います。
運動不足や、同じ姿勢が頻繁に続くと、慢性化になり筋関節周辺の癒着が生じてしまいます。
軽いジョギングをしながら、常に肩を動かす事が、肩から痛みを除く策だと思います。
肩が辛い方にはこちらの記事もおすすめです
→肩甲骨がゴリゴリ鳴る原因と改善法についての解説
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