アフタガード 効果 副作用



アフタガードは、優れた抗炎症作用を持つステロイド剤が含有されている軟膏剤で、自分の指や綿棒を用いて直接患部に塗って主に口腔内の炎症である口内炎を治療します。


アフタガードは、やや甘い味がしますが、塗布後、徐々に塗り難い部位である頬の裏や、裏唇にも違和感なく付着して固まる滞留処方ですので、唾液で成分が流される事も無く、口内炎症部位をガードしてくれます。


商品名でもあるアフタ(=アフタ様病変)とは、原因が不明な原発性口内炎の一つで、楕円形の偽膜性小潰瘍で、その周辺に発赤や浮腫を伴う炎症で、臨床形態的には疾患名ではなく、あくまでも症状名とされていて、多くは再発性習慣性を指しています。


このように、アフタ症状の出現は、現代医学でも解明されていない部分が多いので、アフタガードを使用する個々人様によって、効果に差がでてくる可能性もあり、また根治薬ではなく症状の抑制緩和剤となります。


アフタガードは、サトウ製薬から販売され、市販薬(第2類医薬品)としてドラッグストア・調剤薬局などで購入できる薬ですので、急な口内炎で困っている時や、時間がなくて医療機関に通えない時などに、通常は一日一回の湿布で、炎症効果を得る事ができますので、応急処置剤としては手元に置いておきたい薬です。

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アフタガードの成分は?

含有成分として、ステロイド剤であるトリアムシノロンアセトニド(100mg)成分が、炎症部分を消炎して鎮静改善を行います。


添加物として、ゲル化炭化水素、カルメロースNa、サッカリンNa、香料が含まれています。


トリアムシノロンアセトニドの大きな特徴は、皮膚粘膜に塗る外用ステロイド剤で、消炎・免疫反応の抑制・皮膚細胞の増殖を抑える働きをします。


トリアムシノロンアセトニド成分は、即効で炎症を抑える作用が有る反面、長期間使用する事で、免疫力が低下しやすくなり、それに伴って皮膚系として真菌感染・発疹・発赤・色素沈着・刺激感、消化器系としては、特に小児や胃腸が弱い方に下痢などの症状が起きる可能性があります。


また、ステロイド剤には、皮膚の毛細血管の拡張で生じる赤みの炎症から、同部位での再発がしやすくなる報告があり、塗布時には注意が必要です。

アフタガードはどんな症状に効果が期待できる?

アフタガードは、主に口腔内の炎症部分に生じる不快感と、痛みの鎮痛緩和として、効果に期待が持てる薬です。


口内炎は、部位として主に歯茎や、裏唇、頬の内側に起きる粘膜炎症で、その原因は、未だに完全には解明されていませんが、何らかの支障での免疫力の低下や、精神的ダメージによるストレス・疲労、栄養バランスが崩れた時などに、風邪や胃腸などで粘膜が弱っている部位との併発で、口腔粘膜に炎症を発してしまうとも言われています。


アフタガードは、炎症している病変部に長時間付着しますので、唾液などで薬が付着しにくい部位である歯の一時的な治療(歯肉炎・歯周炎・歯槽膿漏・舌炎などの口腔内全般の炎症鎮静)としても、使用が可能とされています。


【効果】
短期間での使用を厳守とし、アフタ性口内炎、孤立性アフタ、褥瘡性潰瘍、辺縁性歯周炎などの諸症状

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アフタガードに副作用はある?

アフタガードは、第2類医薬品で安全性はありますが、稀に次の様な症状が、塗布後に起きてしまい、体調に異変等を覚えた場合は、副作用の可能性がありますので、使用は止めて医療機関の医師・歯科医や、購入された店舗の薬剤師に身体の変調を伝え相談して下さい。


塗布後に、口腔内にカンジタ感染症が疑われる白斑・患部に細菌感染が疑われる黄色い膿、味覚異常、しびれ感、その他変調として、アレルギー症状が疑われる発疹・発赤・かゆみ・浮腫などが生じる可能性があるとされています。


更に使用後に、食欲不振・全身倦怠感・リンパ節の腫張・水疱・患部の拡大・目のかすみ・外陰部潰瘍などの症状が現われた場合は、感染症による口内炎や、他の疾患による口内炎が疑われるので、使用は止めて医療機関の医師・歯科医や、購入された店舗の薬剤師に身体の変調を伝え相談して下さい。

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アフタガードを塗る際に気をつけることは?

定められた用法・用量範囲内で、1日1~数回、炎症部分に適量を湿布し、塗布後はしばらく飲食を避けて下さい。


アフタガードは、通常は副作用が起きる薬ではありませんが、医薬品である事から次の項目に該当される方は、塗る前に医師・歯科医師・薬剤師とご相談して使用される事をお勧め致します。

① 既往症や重い既往歴があり、医師・歯科医師から治療を受けられている方
② 薬などによりアレルギー症状を過去におこされた方
③ 妊婦・妊娠している可能性がある方・授乳中の方
④ 高齢者の方
⑤ 患部が広範囲の方

アフタガードは、炎症が治まった時に、使用は終了となりますが、5〜6日間湿布しても、症状が改善されない場合は、使用を止めて医師や薬剤師に使用経過を含め、相談してください。


塗る際には、手洗いで指を清潔にして、うがいで口腔炎症部位をなるべく清潔にした後、水分や唾液を拭き取り、指に適量を付けて患部へ直接湿布して下さい。(可能ならば滅菌された綿棒や、普通綿棒でも良いと思います)


保管場所は、品質管理上からも、直射日光が当たらず湿気のない涼しい場所へ保管し、万一の事を考え、お子様の手の届かない場所への保管と、キャップやチューブ周辺の薬残は、薬が固まってしまう事や、不衛生でもありますので、保管管理にはご注意下さい。


また万一、目に入った場合は、水やぬるま湯で擦らずに洗い流し、直ぐに眼科を受診して下さい。

まとめ

アフタガードは、主に頬の内側や、唇の裏に白っぽい円形の痛みを感じる潰瘍が数個できた時などに使用すると、即効性がある軟膏塗布薬ですが、使用期間が漫然と長期化すると、ステロイド剤の副作用として、身体の免疫力が低下してしまい、他の病気を誘発してしまいますので、市販薬ではありますが、使用に関しては十分にご注意頂きながら、メリハリを持った治療をされて下さい。


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