第一三共ヘルスケアから販売されているペラックT錠は、7歳という小児から服用できる薬です。
昔からある薬で、パッケージデザインはどことなくレトロな雰囲気を醸し出しています。
あまり効かないのではないかという意見もチラホラ聞きますが、やはり子どもも飲める体に優しい薬なんでしょうね。
そこで今回はそんなペラックT錠について、効果や副作用を詳しく説明していきます。
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どんな薬?
ペラックT錠の特徴は小児から服用できることと、食事時間に関係なく辛いときに飲めるという点です。
基本的に口の中や喉のトラブルを改善する薬ですが、抗ヒスタミン薬ではないので眠くなる成分は含みません。
そのため、ちょっと症状が辛いなというときに車の運転中でも授業中でもサッと飲むことができるのです。
また母乳に移行するような強い成分はペラックT錠には含まれていないので、授乳中のお母さんも安心して飲むことができます。
授業中でも具合が悪くなることは多々ありますからね、このように安心して飲める薬があると大助かりです。
またペラックT錠は和漢の主成分を3種類、そしてビタミンを含んでいるので体に優しく効果を発揮します。
どんな症状に効果的?
主に喉の痛みや口内炎など口の中のトラブルに効果を発揮します。
喉の奥が赤くなる咽頭炎や、扁桃腺が腫れて痛みが出る扁桃炎に効果があり、不快な喉の痛みを改善していきます。
ペラックT錠は食事に関係なく痛いと思ったときに飲むことができ、その後も4〜5時間置けば再び飲むことができます。
また、ペラックT錠と成分さえ重複していなければ他の風邪薬との併用も可能なので、ダブルの効果を期待したい人は風邪薬も一緒に飲むとより良いかもしれません。
口内炎には、含まれているビタミンに皮膚の粘膜を修復する効果があるので素早く効いていきます。
日常の「ちょっと辛いな」と感じるときに、とても便利な薬がペラックT錠なのです。
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効かないときは?
ペラックT錠を飲んでも症状が治まらないときはどうしたらしよいでしょう。
もし口内炎の症状が治まらない場合はこちらの記事も参考にしてみてください。
→口内炎を治すおすすめの食べ物5選!!
→喉の奥に口内炎ができる原因と治し方について解説
喉の痛みに効く他の薬もあります。
→パープルショットの効果・効能と副作用について解説
また「桔梗湯」という喉の痛みに効く漢方もおすすめです。
こちらはお湯に溶かして飲むものと、トローチタイプのものがありますので、飲みやすいものを選んで使用されるのが良いかと思います。
副作用にはどんなものがある?
ペラックT錠の副作用として、皮膚症状や胃腸症状が挙げられます。
しかし頻度は少ないので、ペラックT錠は安全性は高い薬です。
ただ稀に、筋肉のこわばりや虚脱感などの症状が起こることがあります。
このような重い、重大な副作用が出てきてしまったときには、すぐに病院に行くようにしてください。
これらは用量用法をきちんと守らなかった際に良く起こりますので、きちんと添付文書を読むことが大切です。
ちなみにペラックT錠を飲んだ後におしっこをすると、黄色くなるのはビタミンB2として吸収されるリボフラビンという成分が原因です。
決して悪い副作用などではないので、そのままスルーしてくださいね。
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飲む際に気をつけることは?
ペラックT錠を飲む際に気をつけたいことは、まず7歳に満たない幼児に与えないことです。
また、7歳以上でもペラックT錠を飲ませた後は変化がないかどうか親が監督するようにしてください。
そして授乳中は服用しても大丈夫ですが、妊娠中は医師の許可を得てから使用するようにしてくださいね。
5〜6回服用しても喉の痛みなどが取れない場合は、早めに医師の診察を受けてペラックT錠を長期連用しないようにしましょう。
守らないと副作用が起こりやすくなったり、薬の効果が十分出なくなってしまうことがあります。
飲み合わせで気をつけることはある?
ペラックT錠を服用している際、甘草(カンゾウ)の入っている薬や、主成分にグリチルリチンを含む薬を飲むのは控えてください。
むくみや血圧の上昇、筋疾患等が起こることがあります。
また、トラネキサム酸を含む薬も控えてください。
まとめ
喉の痛みや口内炎に効果のあるペラックT錠について説明してきましたが、いかがでしたか?
口の中全般のトラブルに効果があり、小さい子どもから飲める便利な薬といった印象でしたね。
また、食後という制約がないのも魅力のひとつです。
飲むときには長期連用しないように単発で服用するようにすれば、主だった副作用はそこまで心配要りません。
辛い喉の痛みがあるときには、とりあえずペラックT錠を飲んでみてくださいね。
喉関連の不調にはこちらの記事もおすすめです
→喉の痛みに効く薬は市販薬と処方されたものどちらがよい?
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