なんだか体が重い、寝ても疲れが取れない、食欲がない…。
風邪ではないけれど、なんだか体調がすぐれない時ってありますよね。
ひょっとしたら、それは本来の生体機能のバランスが崩れているからかもしれません。
そんな時は生薬の力で、自然治癒力を高めましょう!
そこで、今回は滋養強壮に効果のある松寿仙という薬を紹介します。
松寿仙の効果や効能、副作用などをまとめました。
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どんな薬?
松寿仙とは、和漢製薬研究所が製造しカポニー産業が販売している滋養強壮保健薬です。
昭和44年から販売されている松寿仙は、価格も当時のままを維持している昔ながらの漢方薬で、取扱店舗は全国に1100店舗あります。
大型ドラッグストアよりも昔ながらの薬局の方が手に入りやすいと思います。
最近ではネットでも購入できるお店が増えたので、近所に昔ながらの薬局がないという人も手軽に購入できます。
成分は?
松寿仙は生薬主薬剤といって、生薬が主な成分の製剤です。
ここで言う生薬とは、医薬品医療機器等法で医薬品に分類されているものを言います。
3つの生薬によってつくられています。
・ニンジン(朝鮮ニンジン)
・クマザサ葉葉緑素液
・赤松葉エキス
生薬を用いているため、製品によって色が多少異なることがあるようですが、品質や効果には影響がないので安心して服用してください。
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効果・効能は?
以下の症状に効果があります。
・虚弱体質
・肉体疲労
・病中・病後
・胃腸虚弱
・食欲不振
昔から滋養強壮に効果あると言われている朝鮮ニンジンに加え、健胃薬として用いられたり、疲労回復に効果のあるクマザサ葉と、高血圧予防やコレステロール低下など、血流の改善を促す赤松の力が効果を発揮してくれます。
なんだかやる気がわかないな・・・という方にはこちらの記事もおすすめです
→補中益気湯のアトピーに対する効果・効能と副作用について解説2
そもそも滋養強壮ってどんなこと?動画で解説↓
不妊やアトピーの改善に効果が期待できる?
効果・効能に書いてはいませんが、松寿仙には不妊やアトピーの改善に効果があるのでは?と考えられてます。
不妊とは、正常な夫婦の営みがあるにもかかわらず2年以上も妊娠できない場合のことを言います。
最近では不妊に悩む女性も年々増加しているそうですね。
人によって原因は様々ですが、不妊の理由の一つとして、低体温や低血圧、子宮の血行不良が挙げられます。
松寿仙には赤松葉エキスの作用で血流を改善してくれる効果があります。
実際、不妊に悩んでいた女性が松寿仙を服用するようになり、血流が改善されて妊娠したという声もあるそうです。
若い時に体、特に下半身を冷やしてしまいがちだった方はぜひ試してみてください。
不妊にお悩みの方にはこちらの記事もおすすめです
→温経湯の効果・効能と副作用について解説
松寿仙には不妊の他に、アトピーの改善にも効果があるのでは?と言われています。
そもそもアトピーは免疫のバランスが崩れたことで過剰にアレルギー反応が皮膚炎を引き起こしていると言われています。
滋養強壮に効果のある松寿仙を飲むことで人間本来の生体機能バランスが整い、アトピー症状の改善に一役買っているのでは?と考えられています。
アトピーの治療は専門医の支持に従うのが一番ですが、身体の内側から体質を浴していくことはいいことだと思うので、医師に相談したうえで飲んでみてもいいかもしれませんね。
アトピーに悩まれている方にはこちらの記事もおすすめです
→アトピーの原因や症状、効果的な薬などについて解説
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副作用がある?
松寿仙は第3医薬品に分類されている薬です。
副作用がないわけではありませんが、販売されてから40年以上副作用の報告はないそうです。
万が一服用中に皮膚に発疹・発赤、かゆみ等の症状が見られた場合には副作用の可能性があるので、すぐに服用を中止して医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
飲み方は?
8歳以上の子供から飲むことが出来る薬です。
飲み方は以下の通り。
8歳以上15歳未満:1回1mlをお湯または水で割って飲む。1日3回。
15歳以上:1回2mlをお湯または水で割って飲む。1日3回。
薬液の量を測る方法は、添付の計量カップで測るので簡単です。
食中や食前、就寝前などに飲むのがおすすめです。
飲む際に気をつけることは?
松寿仙は副作用らしい副作用がない薬ですが、用法・容量はきちんと守って服用するようにしましょう。
小さな子供に飲ませる時には、必ず保護者が指導監視しているもとで飲ませるようにしましょう。
まとめ
疲れがたまっている時、風邪をひく少し前など、ちょっと体調がすぐれないな…と言うときに松寿仙はおすすめです。
子供やお年寄りはもちろん、妊娠中や授乳中でも安心して飲めるのが嬉しいですよね。
妊娠中は特に免疫など生体機能のバランスが崩れやすく、そのうえ風邪薬などを気軽に飲むことが出来ないので、お腹の赤ちゃんのことを気にせずに安心して飲める薬と言うのはなかなかありません。
漢方なのでじわじわと即効性は期待できませんが、継続して飲むことでじわじわと効果を得られます。
個人的には朝スッキリと起きれるので就寝前に飲むのがおすすめです。
体力、気力を補って体調バランスを整える効果がある漢方もあります
→十全大補湯の効果・効能と副作用についての解説
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