首 ズキズキ 痛い

人の首の骨(頸椎)は、重さが6~8㎏もある頭を支え、複雑な動きもコントロールしてくれています。


それゆえに、日頃から大きな負担が首にはかかっているとも言えます。


もちろん首にも筋肉があり、その筋肉のバランスで骨を支えてくれているおかげで自由に動かす事が出来る訳です。


そんな大切な首が痛むとたちまち動かすのが大変になってしまいますね。


「寝違えたかな?」と軽く考えず、原因をよく考えてみましょう。
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痛いのは病気?

首は重たい頭を骨と筋肉で支えてくれています。

痛みがあると思うように頭を動かす事ができませんね。原因をいくつか並べてみます。

頸椎症

首の骨と骨の間のクッションが弱くなると、頸椎そのものに強い重みや力がかかってしまいます。

そのため、頸椎が変形しやすくなり神経が圧迫される事になります。

神経の場所によっては、手足の痺れや運動機能に障害がおこったりするので、首以外に違和感があれば医療機関を受診しましょう。

頸椎間板ヘルニア

症状は、頸椎症と同様です。

椎間板にはゼリー状の物質が詰まっていて骨との間でクッションの役割をしています。

椎間板自体が何らかの事情で変形してしまう状態です。

髄膜炎

首を前に倒すと硬直していて倒れにくいとか痛みがあります。

他に頭痛、発熱、嘔吐などの症状も伴います。

悪性リンパ腫

リンパ球が集まっている場所をリンパ節と言いますが、首にもあります。

そのリンパの腫れがある場合、必ずしも悪性であるとは限りませんが、早急に医療機関を受診しましょう。
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他にも考えられる首の痛みの原因は?

怖い病名ばかり書き並べましたが、そればかりではありません。


重い頭を支え続けている首には、常に負担がかかっています。


けれど、あまり動かさずにいると筋肉が弱り、ふとした拍子に首の筋を違えてしまったりしてしまいます。


「寝違え」などがその代表ですね。

また、思いもよらない外的な衝撃でよく起こるのが「むちうち」です。



反対に、無理をして筋肉に負担をかけ過ぎてしまうと、コリや張りで痛みが生じてしまいます。

また、無理な姿勢をし続ける事も筋肉や骨に無理な負担をかけてしまいます。その上、それが続けば骨が変形してしまう可能性も大で、慢性的に悩まされ続ける事にもなりかねません。

痛みを和らげる方法は?

身体を休めましょう

風邪などの原因でリンパが腫れている状態であるなら、お薬を処方してもらいゆっくり休みましょう。

コリなどであっても、痛みのある時は無理に動かさずゆったり過ごしましょう。

筋肉のコリをほぐす

筋肉のハリやコリからの痛みには適度なマッサージでほぐしましょう。

この時、痛みを感じるほどの力を加えると、さらに筋肉を傷めてしまうので筋肉の緊張をほぐす程度で。


首の痛みを和らげるストレッチ↓

温める

外的な要因での痛みのある時は、初めは冷やした方が良いのですが、ハリやコリで血流が悪くなっている場合が多いと考えられます。

温める事によって筋肉の緊張が緩和されます。

枕を見直す

枕が自分に合っていない場合、意外と首に負担がかかり、痛む事が多々あります。

枕を換えたら、改善した!良く眠れた!とスッキリするかもしれません。



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痛散湯の成分・効果・副作用について解説

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姿勢に気を付けましょう

ほとんどの場合、首に不調のある人の原因に「身体の重心」に問題があります。


長時間パソコンに向かうなど、普段前傾姿勢が多くはないですか?


パソコン作業の場合、背中がまるまり顔を少し前に突き出す…という不自然な姿勢になってはいないでしょうか?


顎を突き出すと、首は後ろに反る形になります。そうすると、頸椎や首の筋肉を緊張させ血流が悪くなり、コリやハリの症状が出ます。


またそれが続くと骨は変形し「ストレートネック」と呼ばれる不自然な形になる可能性が大です。


パソコン作業を例に出しましたが、テレビを見ている何気ない時もその危険性はあるのです。



予防と改善のためにも正しい姿勢を意識しましょう。


背筋を伸ばし、顎を少し引くように意識して心がけましょう。


仕事などで同じ姿勢を取り続ける時は、適度に首や身体を動かす事を忘れずにして下さい。


時々、首や肩をゆっくり回したり、肩を上下させるなど、首周りの筋肉の緊張を防ぐようにしましょう。

まとめ

首に痛みがあると、頭を動かす事が不快になり自然と同じ姿勢で固まってしまいます。


そうなると、視野も狭くなりますし何も楽しめなくなってしまいますね。


そうなる前に、痛みの原因をつきとめて早めの対処をしましょう。


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