ケロリン…飲んだことはなくても、どこかで見たことがある人は多いはず!
そう、銭湯や温泉にある黄色い桶の裏面に書かれた名前です。
実は薬だったなんて…と初めて知った人も多いのではないでしょうか。
ちなみにわたしは幼い頃、カエルのキャラクターか何かと思っていました(笑)
現在では自宅でもケロリンの桶が使えるように販売されているそうですよ!
ちょっと欲しくなってしまった自分がいますが、ケロリンは昔からある伝統的な薬なのです!
そこで今回は、そんな可愛らしい名前の薬であるケロリンについて大特集していきます。
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ケロリンはどんな薬?
ケロリンは昔から変わらないレトロなデザインが特徴の、解熱鎮痛剤です。
他の現代的なデザインとは一線を画していて、つい手にとってしまいたくなるようなパッケージが特徴です。
非ピリン系で主成分のアスピリンと、頭痛を抑える無水カフェインが含まれている他に、胃が痛まないように漢方薬である桂皮(洋名…シナモン)が含まれています。
そのため、眠くなる成分を含まないので仕事中などに飲んでも支障が出ないところが、嬉しいポイントですよね。
ケロリンは現在メジャーとなっている解熱鎮痛剤とは違って、粉薬であることと西洋薬と漢方薬が混ざっていることが特徴です。
1回飲むと効果が割と長く続くので、ケロリンは1日に2回飲むタイプの薬です。
ケロリンはどんな症状に効果的?
ケロリンにはパッケージにも書いているように頭痛と生理痛、歯痛などの痛みに効果があります。
また、解熱作用もありますので急な発熱や悪寒などにも効果があります。
アスピリン(アセチルサリチル酸)と無水カフェインの相乗効果で頭痛により効果があり、さらに粉薬なので素早く溶けて吸収されやすいので早く痛みを解消したいときに良い薬です。
そしてケロリンに含まれている桂皮は、健胃作用があって薬によって胃が荒れるのを防ぐだけではないのです。
他には体を温める効果もあるので、血行を促進して肩こり頭痛を緩和する効果もあります。
主成分だけでなく、漢方薬も大活躍するのがケロリンの効果の特徴なんですね。
全てがケミカルの成分でないとオロも、昔ながらの薬等気がして体に優しいイメージがありますよね。
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ケロリンの副作用にはどんなものがある?
ケロリンの副作用で一番多いのは、胃粘膜が荒れてしまうことによる胃の不快感です。
これは、ケロリンを空腹時に飲んでしまったり、用量用法をきちんと守らずに飲んだ場合に起こりやすくなってしまいます。
他には皮膚のかゆみや湿疹などがありますが、重症な副作用も稀に起こることがります。
アスピリンの服用によって起こるぜんそくや、アナフィラキシーショックなどがあります。
確率としては高くはありませんが、薬を服用する以上副作用のリスクはあり得ると言うことですね。
ケロリンを飲む際に気をつけることは?
ケロリンを飲む際に気をつけることは、1日の服用回数をきちんと守るということです。
2回の服用が限度となりますが、1回飲んでから6時間以上の時間を置くようにしなければなりません。
そしてケロリンは15歳以上から服用できるタイプの解熱鎮痛剤となりますので、体格が良くても年齢が満たなければ飲んではいけません。
そして長期連用は避けて、あくまで症状を抑えたいときにのみ服用するようにします。
長期連用をすると効き目が薄くなってきてしまうだけでなく、薬物誘発性の頭痛が起こりやすくなってしまうことがあります。
まとめ
大浴場の桶の裏でおなじみの、ケロリンについて薬の効果や副作用のお話をしてきましたが、いかがでしたか?
ケロリンはアスピリンが主成分の解熱鎮痛剤で、レトロなパッケージが有名な薬です。
アスピリンと無水カフェインのみが含まれているので、仕事中や運転中に服用しても眠くならないという魅力があります。
なかなかメジャーになっている薬に比べて手にする機会はないかもしれませんが、素早く効果の出やすい粉薬がいいという人は是非ケロリンを飲んでみてください。
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