市販されている睡眠改善薬で、一番有名なのがこのドリエルではないでしょうか。
コマーシャルも流れていますし、ドラッグストアでも目立つ場所に陳列されています。
しかし、ドリエルに記載されている睡眠改善薬というのは睡眠薬とはどのように違うのか、良く分からない…という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんなドリエルについて効果や副作用を詳しくご紹介していきます。
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どんな薬?
ドリエルは、ドラッグストアなどで手軽に買うことができる睡眠改善薬です。
睡眠改善薬とは店頭で買うことができることと一時的な不眠症状に対して使われており、医師の処方が必要な睡眠薬とはカテゴリが異なります。
一時的な不眠とは例えば明日大事な用事があるというのに目が冴えて眠れない…、今日こそはグッスリと寝て、日頃の疲れを取りたい!
そんなときに、ドリエルが活躍するのです。
ドリエルは風邪薬や鼻炎薬などに含まれる、いわゆる眠くなる成分である抗ヒスタミン薬の作用を利用しています。
そのためドリエルを飲んで眠くなるのは、風邪薬を飲んで眠くなるのと作用は同じだということなんですね。
どんな症状に効果的?
ドリエルは習慣性や病的なものが隠れていない、一時的な不眠症状に効果がある睡眠改善薬です。
ドリエルの販売元であるエスエス製薬がおこなった睡眠改善効果の実験でも、約80%もの人が効果を感じたと答えています。
毎日眠れないからと習慣的に使用するものとは違い、本当に明日大切な用事があるのに眠れなかったり明日は休みだからしっかり眠って疲れを取りたいというときに効果を発揮します。
そのためドリエルの一番小さな容量のタイプは3日分のみとなっており、ここぞという時に使いなさいという意味も込められて大容量サイズは販売されていません。
また医師の処方による睡眠薬に比べてかなり値段も高いので、日常的に不眠症状に悩まされている人などは病院で話を聞いてもらったのちに薬をもらって飲んだ方が安く上がるかもしれません。
まずは自分の不眠症状が一時的なものなのか慢性的なものなのか見極めるのも、大切なのです。
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副作用にはどんなものがある?
エスエス製薬の実験では、ドリエルを服用した173名の中で副作用があったと感じたのは8名でした。
その副作用の中で多かったのは夢を良く見るということ、朝起きても眠気があるというものでした。
その他は起きても頭が重かったり痛かったり、気分がすぐれないなどの症状が出たそうです。
わたしは夏休み中に昼夜逆転の生活を繰り返していたところ、完全に夜眠れなくなってしまい、このままでは明日の会社がヤバイ!
そんな不純な理由からドリエルを服用したことがありますが、効果をさほど感じることがなかったのと同時に副作用もまったく感じませんでした。
これは会社が始まって無理やり生活習慣がもとに戻ったことで、自然と改善していきました。
ドリエルは穏やかな効果な薬であるかわりに、副作用もあまり見られないという安全性の高い薬なんですね。
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飲む際に気をつけることは?
まず妊娠中や授乳中の女性は、ドリエルを服用することはできません。
妊娠中はお腹の赤ちゃんに影響が出る可能性がありますし、授乳中は夜中頻繁に起きなければならないのに睡眠改善薬は不適切ですよね。
この時期は睡眠不足でたたでさえストレスが溜まりやすい時期ではありますが、薬には頼らない様にしましょう。
また医師からすでに不眠症だと診断されていて、薬を処方されている場合にはドリエルを服用しないでください。
また他の抗ヒスタミン薬を含む風邪薬やアレルギーの薬などを一緒に飲むと、成分が重複して副作用が起きやすくなります。
そして一番大切なのが、ドリエルを連用して飲まないということです。
内容量の少なさから見ても、ドリエルは頓服で使用するものだということがわかると思います。
あくまで「この日は眠れないと困る!」という日以外は安易に使用しないで、ドリエルに頼りすぎるのはやめましょう。
まとめ
いかがでしたか?
市販の睡眠改善薬でも有名なドリエルについて、効果や副作用をご紹介してきました。
ドリエルは一時的な不眠症状に対して使用するもので、習慣的に使用するものではないということがわかりましたね。
値段も決して安くはないので、もし習慣的に不眠症状の自覚があれば病院に行って睡眠薬を処方してもらうのがベストだと思います。
ドリエルによって自然に近い眠りに誘うことで、QOL(クオリティオブライフ)が向上します。
うまく活用して、毎日はつらつとして生活していきたいですよね!
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