キチンと治そ。イッキに治そ。
このキャッチフレーズで、コマーシャルでも知らない人はいないのではないかと言うくらいの塗り薬と言えば田辺製薬のフルコートf軟膏です。
何かを治す軟膏だと言うのは、キャッチフレーズからわかるのですが…具体的にはどのような症状に効果のある薬なのでしょうか。
また、副作用なども気になりますよね。
そこで今回は、フルコートf軟膏の効果や副作用についてご紹介します。
[ad#ad-1]
フルコートf軟膏はどんな薬?
フルコートf軟膏は、皮膚の炎症を抑えて化膿を防ぐお薬です。
わかりやすく言うと、ステロイド剤が主成分の塗り薬だと言うことですね。
症状が強くて困っている時には1日に3回患部に塗布し、普通は1日に2回塗ります。
治ってきたらだんだんと回数を減らしていって、最終的には塗らずに済むようにしていきます。
フルコートf軟膏は塗り薬なので、皮膚の患部に対する刺激が少なく痛みなく治療していくことができます。
また保湿効果もあるので水分が不足することで生じる痒みにも効果的なのです。
フルコートf軟膏はどんな症状に効果的?
フルコートf軟膏は痒みを伴う様々な皮膚症状に効果がありますが、主に我慢できない痒みやじゅくじゅくとした見た目の症状によく効きます。
強い抗炎症効果があるので、原因が明らかになっている痒みを鎮めていってくれます。
またかぶれやアレルギーによる痒みなどにも効果的なので、金属アレルギーなど痒みを伴いやすい人はフルコートf軟膏を常備しておいた方が良いでしょう。
痒みが起こっている部分に繁殖している細菌をやっつける有効成分が含まれているので、化膿を防いでくれます。
じゅくじゅくした皮膚からカサカサした皮膚まで幅広く使うことができます。
フルコートf軟膏の副作用にはどんなものがある?
フルコートf軟膏の気になる副作用は、まずきちんと使用していれば問題ないと言うことを最初にお伝えしたいと思います。
広範囲に大量に塗ったり、長期連用したり、ウイルスに感染しているところに塗ったりしない限り副作用はほとんどありません。
フルコートf軟膏のステロイドの強さとしては、ちょうど中間のストロングに位置します。
しかし適正量を塗っている限りそこまで神経質になることはないので、安心して使ってくださいね。
[ad#ad-2]
フルコートf軟膏を塗る際に気をつけることは?
フルコートf軟膏を使う際に注意したいことは、主に4つあります。
強くすり込まない
塗る時に強くすり込んでしまうと、患部にとって強い刺激になってしまいます。
優しく患部にだけのせるように塗るだけで、成分が吸い込まれていきますのですり込まなくても大丈夫です。
治らない場合
5〜6日間使っても治らないようなら、病院で診てもらうことが大切です。
長期連用(1週間程度)は体にとって悪影響があるので、早めに病院に行くことが重要なのです。
赤ちゃんには使用しない
赤ちゃんは肌が薄くてデリケートなので、まだフルコートf軟膏は強過ぎてしまいます。
そのため、違う赤ちゃんに合った薬を皮膚科医に処方してもらいましょう。
別の薬と混ぜて使用しない
フルコートf軟膏はステロイドの薬なので、他の薬と混ぜながら使用することはおすすめできません。
保湿成分も含まれているので、特に保湿剤を塗りなおすことなどはしなくても大丈夫ですよ。
まとめ
フルコートf軟膏について、効果や副作用をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
強さは普通くらいのステロイド剤なので、痒みを抑える力は市販薬として十分です。
使用上の注意を良く読んで、何で痒みが起きているのかを明らかにした上でフルコートf軟膏を使ってくださいね。
関連記事
→リンデロンVG軟膏の効果・効能と副作用についての解説
[ad#ad-2]