鏡を見たら唇がなんだかおかしい!?
口内炎?ニキビ?
もしかしたら口唇ヘルペスかもしれません!!
ヘルペスは放っておくと痒みや痛みが出て来ることも…。
市販薬で治すことが出来るなら、何とかしたいですよね。
たまに、ヘルペスにドルマイシン軟膏を勧められたという話を聞くのですが、本当に効果はあるのでしょうか?
そこで、ドルマイシン軟膏のヘルペスへの効果についてまとめてみました。
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ヘルペスが辛い!
唇や口の周りの一部が赤くなってる、なんて経験はありませんか?
一見口内炎やニキビのように見えますが、もしかしたらそれは口唇ヘルペスかもしれません。
ヘルペスは初め、唇にピリピリしたりチクチクすると言った違和感が出て、次に赤くなり、水ぶくれが出来ます。
最終的にはかさぶたになり、早ければ一週間、平均二週間程度で治ると言われていますが、口の周りに症状が出るとなると、食事のときやおしゃべりの時なんかに気になってしまいますよね。
また、赤く腫れると痒みや痛みが出て来るのも厄介です。
そして、ヘルペスで一番厄介なのが一度ヘルペスに罹ると何度も再発してしまうということ!!
疲れがたまっていたり、体調を崩すとヘルペスは再発しやすくなります。
いったいヘルペスとはどんなものなのでしょうか??
次からヘルペスの原因をみていきましょう!!
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ヘルペスはなぜできる?
日本人の10人に1人がかかったことがあると言われている口唇ヘルペスですが、その原因はなんとウイルスだったんです!!
そのウイルスの名前は単純ヘルペスウイルス。
このウイルスに感染すると、唇が赤く腫れたり水ぶくれになって痛みや痒みを引き起こします。
小児の時に初めて感染すると、ほとんど症状はみられないで済むのですが、大人になって初めて感染すると、水ぶくれがたくさんできたり、顎の下のリンパ節が腫れる、発熱、頭痛、下痢など、全身症状がみられ重症化する場合があります。
ヘルペスの原因がウイルスなら、1度感染したら免疫が出来るんじゃないの??
と思われがちですが、ヘルペスは1度感染すると体内に潜伏する特徴があるんです。
普段はおとなしく体内で潜伏しているヘルペスウイルスですが、疲れなどで免疫力が低下するとたちまち暴れ出してしまいます。
これが、ヘルペスが何度も再発する理由です。
ドルマイシン軟膏はどんな薬?
ここで、ドルマイシン軟膏について説明します。
ドルマイシン軟膏は、ゼリヤ新薬が販売する化膿性疾患用薬です。
主な成分はコリスチン硫酸塩とパシトラシンで、殺菌作用を持つ抗生物質です。
効能は
・外傷や火傷などの化膿の予防や治療
・とびひ、湿疹、ニキビ
・伝染性皮膚炎
などが挙げられます。
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ドルマイシン軟膏はヘルペスに効果的?
ヘルペスの原因はウイルスによるものです。
ドルマイシン軟膏は前述したとおり殺菌作用を持つ抗生物質なので、ウイルスが原因のヘルペスには効果がありません。
ヘルペスには抗ウイルス剤であるヘルペシアという薬が効果的ですが、この薬は過去に病院から処方されたことがある人のみ、薬局で購入することが出来る薬です。
なので、初めてヘルペスになった場合、薬局で購入できる効果的な薬と言うのはありません。
一見、ニキビに似た症状でもあるのでドルマイシン軟膏が効果的だと思われがちですが、ニキビは細菌による皮膚の炎症で、ヘルペスはウイルスによるものなので、ドルマイシン軟膏は効果がありません。
ドルマイシン軟膏をヘルペスに塗る際の注意点は?
上記の通り、ドルマイシン軟膏はヘルペスに効果がないのですが、稀に、ヘルペスと同時に細菌による共感染になっている場合には、その症状を緩和することがあるようです。
しかし、ヘルペスはウイルスによって引き起こされるものなので、初めて感染した場合にはすぐに病院を受診して、抗ウイルス剤を処方してもらうことをおすすめします。
1度処方してもらうと、再発した時に薬局で購入することが出来るので便利ですよ!
口唇ヘルペスにお悩みの方はこちらの記事もおすすめです
→デンタルピルクリームは口唇ヘルペスに効果的?
まとめ
1度感染すると何度も何度も再発する厄介なヘルペス。
そんなヘルペスはウイルス感染が原因で引き起こされ、大人になってから初めて感染した場合には重症化することもあります。
放っておいても2週間ほどでかさぶたになって治りますが、口をあけるたびに痛い思いをしたり、つい水ぶくれをいじってしまって症状を悪化させてしまう可能性もあるので、感染した場合にはすぐに病院を受診して、抗ウイルス剤を処方してもらいましょう。
ドルマイシン軟膏は細菌による皮膚炎に効果がある薬なので、ヘルペスには効果がないので、使用しない方が良さそうです。
ドルマイシン軟膏の他の効能についてはこちらの記事もおすすめです
→ドルマイシン軟膏のやけどへの効果と注意点についての解説
→ドルマイシン軟膏の効果・効能と副作用について解説
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