何だかだるい、元気が出ないといった症状はありませんか?
疲れやだるさが慢性的に続く場合は、貧血が原因かもしれません。
そんなときに活躍するのが、日本臓器製薬から販売されているマスチゲンです。
コマーシャルなどでも流れていることで有名なマスチゲンですが、具体的にどのような効果があるのでしょうか。
そこで今回は、マスチゲンの効果と副作用についてご紹介します。
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マスチゲンはどんな薬?
マスチゲンは食事だけではなかなか吸収しづらく、女性に不足しがちな鉄分を補ってくれる薬です。
鉄分が不足するとふらつきが起こったり疲れが取れなかったりして、体調が優れない日が多くなります。
鉄はミネラルの中でも吸収率が悪く、鉄分豊富な食事を摂っても10%ほどしか吸収されないのです。
そのため1日に食事から摂取している平均の7mgとマスチゲンの10mgで合わせると、毎日しっかりと鉄を補給することができます。
マスチゲンは良くあるサプリメントとは違って、医薬品となりますのできちんと成分が体に吸収されていきます。
しかも1日あたりにかかる金額も1ヶ月分で47円と、サプリメントと対して差がありません。
産後の女性や思春期の女の子など、鉄分が足りていないなと感じる場合はマスチゲンを服用してみてはいかがでしょうか。
マスチゲンはどんな症状に効果的?
マスチゲンは、女性に多い鉄欠乏性貧血に効果があります。
貧血の原因である鉄分不足を補うために、造血作用のある鉄分と葉酸が含まれています。
さらに鉄分の吸収を高める作用のあるビタミンC、赤血球を生成する働きのあるビタミンB12とそれを守るビタミンEが配合されているため、それぞれの相乗効果で良い効果が期待できます。
1日に1錠で良いから、飲み忘れることも少ないので負担にならずに続けられます。
朝起きるのが辛いという人、立ちくらみがする人、顔色が優れずにイマイチ体調が良くない人にはマスチゲンがかなりおすすめの薬です。
マスチゲンに鉄分が10mg含まれているのですが、これはほうれん草500g分に相当します。
この量を毎日食べるとなると…さすがにきついですからね。
効率よく鉄を吸収させるには、マスチゲンを毎日服用することが大切なのです。
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マスチゲンの副作用にはどんなものがある?
鉄分を含むマスチゲンを服用することで、人によっては胃が重たく感じたり食欲がなくなるなどの副作用が起こる場合があります。
これは主に空腹時に服用した場合に起こりやすいので、必ず何か食事を摂った後に服用するようにしてください。
また、体に吸収しきれなかった鉄分が便とともに排出される際に黒い便として出てくる可能性があります。
これは、マスチゲンを服用したことにより起こることではありますが、稀に胃潰瘍などの出血を伴う胃腸症状が重なって起こる場合もあります。
心配なときには、マスチゲンを飲んだことを伝えた上で医師に相談するようにしてください。
マスチゲンは食後にきちんと飲んでいれば、そこまで重い副作用は心配しなくても大丈夫です。
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マスチゲンを飲む際に気をつけることは?
マスチゲンを飲むに当たって、鉄分と相性が悪いと言われているタンニンを含む飲み物(コーヒーやお茶など)を一緒に飲むと効果が半減してしまいます。
実際は1〜2杯程度であれば全く問題はないのですが、どうしても心配な場合はマスチゲンを服用してから1時間ほど間を開けて飲むのが良いでしょう。
貧血の自覚症状が解消するには、マスチゲンを2週間程度飲んでいれば効果が出始めてきます。
鉄分というのは肝臓に蓄えられており、これを貯蔵鉄といいます。
貯蔵鉄までしっかり補おうと考えた場合には、半年から1年ほど服用を続けていくことが望ましいです。
ただ目に見える貧血の症状(立ちくらみやめまいなど)がマスチゲンを3週間程度飲んでいるにもかかわらず治らない場合には、何か別の病気が隠れている可能性があります。
その場合は、早めに病院に相談してみてください。
まとめ
貧血の薬であるマスチゲンについて効果や副作用を説明してきましたが、いかがでしたか?
サプリメントとは違う、医薬品だからこそ体にしっかり鉄分が吸収されるということがわかりましたね。
貧血は、意外と自分では気づいていなくても「隠れ貧血」として症状が出ている場合があるのです。
少しでも疲れなどを感じやすい、朝起きにくいなどの自覚症状がある場合には、マスチゲンを試してみてくださいね
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