辛い咳の症状が出ているけれど、何だかゼーゼー、ヒューヒューと呼吸音がおかしい…。
そんなときは、気管支が狭くなっていることによって喘息の症状が出てしまっている可能性があります。
また、痰が絡んでいるとゼロゼロとした咳が出てしまうことがあるのです。
そこで今回は、そんな症状のときに飲みたいアストフィリンsという薬について、効果や副作用をご紹介します。
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アストフィリンsはどんな薬?
アストフィリンsは狭くなった気管支を広げて痰を出しやすくする薬です。
またアレルギー反応を抑える作用もあるので、風邪とはまた違った咳や痰の症状に効果があります。
主に気管支を拡張して咳を鎮めて、痰を出しやすくする成分が2種類含まれています。
そして咳を出す根本の、咳中枢に働きかけて咳を止める働きのある成分も配合されています。
抗ヒスタミン薬が含まれているので、アレルギー性の咳にも良い効果があります。
アストフィリンsは、周りが糖衣になっているので飲みやすい錠剤タイプなのが嬉しいですね。
アストフィリンsはどんな症状に効果的?
アストフィリンsは風邪の咳とは違う呼吸音が特徴の、喘息による咳や痰を沈める効果があります。
このゼーゼー、ヒューヒュー言うような呼吸音を「喘鳴」と呼び、喘息の特徴的な症状なのです。
痰が絡んでしまうと、それが原因で咳が余計にひどくなってしまうことがあります。
しかし、アストフィリンsを服用することで気管支を広げつつ痰も出しやすくしてくれるので、咳が治りやすいのです。
この咳は普通の風邪ではないな、と感じたらアストフィリンsを試してみてください。
喘息による咳や痰の症状ならば、良い効果を実感できると思います。
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アストフィリンsの副作用にはどんなものがある?
アストフィリンsは発疹や赤みなどの皮膚症状、吐き気などの胃腸症状や尿が出にくいなどの副作用が出ることがあります。
アストフィリンsを服用した後に皮膚に何らかの症状が起こった場合は、皮膚科に相談します。
吐き気や嘔吐などの胃腸症状が出た場合には、内科に相談すると良いでしょう。
そのときには、アストフィリンsを服用したことを医師に伝えてくださいね。
特に起こりやすい副作用は、抗ヒスタミン薬による、口の渇きや眠気といったものです。
水が飲みたくて仕方がないときや、眠気があまりにひどくて日常生活に支障が出るようなら服用を中止しましょう。
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アストフィリンsを飲む際に気をつけることは?
アストフィリンsは15歳以上から服用可能な薬ですので、子どもに咳や痰の症状が出た場合には病院に行きましょう。
体格が良いからと15歳未満でも飲ませてしまうケースが多くあります。
しかし薬は年齢を基準としているので、このようなことはやめてくださいね。
また、抗ヒスタミン薬に対してアレルギー反応があった場合には服用はしないでください。
アストフィリンsを5〜6回使ってみてもイマイチ症状が良くならないという場合には、病院での治療が必要なケースかもしれません。
いつまでもアストフィリンsを飲み続けるのではなく、医師の診察を受けるようにしましょう。
そして他の風邪薬や解熱鎮痛剤を使用しているときには、アストフィリンsは成分が重複してしまうので避けていきます。
まとめ
いかがでしたか?
ゼーゼー、ヒューヒューとした喘鳴をともなう咳や痰の症状に効果のあるアストフィリンsについて、副作用なども合わせて説明してきました。
アストフィリンsは気管支を広げて痰を出しやすくして、さらにアレルギー症状を抑える作用のある薬です。
副作用は抗ヒスタミン薬なので眠気などの副作用が出やすいので、運転などの行動は控えます。
飲むときには添付文書をよく読んで、注意事項を理解してから用量用法を守って正しく服用していきましょう。
苦しい咳が、少しでも良くなっていくといいですね。
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